オパール鉱山から、そしてオーストラリアから、日本へ戻りました。
まさに猛暑、の日本へ 。。。
素晴らしい青空。
眩しい太陽。
日本と比べ、すべての色合いが濃く感じます。
紫外線のせい?
それとも空気が違うのか?
気温も丁度良い ♪
猛暑中のみなさん、すいません。
ゴールドコーストは最高の天候です。
こんな濃いオパールたちも、私たちのもとへ来てくれました。
毎年恒例、” 世界最大のオパールショー ” へも顔を出し、馴染みの鉱夫たちへのあいさつも完了。
今年のショーは、より出展者が減ったような、そしてブラックオパールの地色がより淡くなったのを感じました。
誰に聞いても、採掘に関して良い話は出てきません。
でも、日本からのバイヤーも数名、そしてNHKが撮影してましたね。
なかなか盛況でした。
さぁ、車を整備して、タップリのお水を買い、道具も整理して、鉱山へ向かいます。
アノ顔、コノ顔に会えるかな?
晴天のゴールドコーストです。
↓
3月に入り、日本は春を迎えつつあります。
一方、南半球のオーストラリア、少しずつ気温も下がり始め、鉱夫たちもそろそろフィールドへ戻る時期です。
そんなオパール鉱夫たち、今日はご紹介してみます。
先日のミネラルショーで、
「夏でも涼しいんでしょ、穴の中は」
そんな風に仰る方がたくさんいらっしゃいました。
「10月から4月くらいまでは、暑すぎて採掘できないんですよ」
そうお話をした時の、皆さんからの反応です。
最近、テレビで放映された、オーストラリアのオパール鉱山の映像をご覧になった方が多いのかもしれません。
実際、鉱山の中はちょうど良い具合に冷えてます。
そんな穴の底で作業をする分には、夏だろうと冬だろうと、たいへん快適な作業環境です。
機械の騒音と埃っぽいのを我慢すれば、外が50度だろうと関係ありません。
でも、問題はこの採掘に不可欠な機械です。
このDigger(ディガー)と呼ぶ機械を動かすには電気が必要です。
もちろん、壁面にコンセントが有るわけもなく、電気は
地上に設置したジェネレーターを動かすことで確保しています。
ここは穴の中と違って、紫外線ギラギラの45度以上の世界!
軽油で動くエンジンを回し、発電した電気で地下の機械を動かし、照明を点灯しています。
このジェネレーターが45度の暑さでオーバーヒートしちゃうんです。
その為に、暑さの厳しい時期には採掘を休まざるを得ない、ということになります。
細々と昔ながらに人力で採掘を続けている鉱夫たちもいますが、ほとんどの鉱夫たちは、この時期鉱山を離れ、休暇を取ったり、採掘したオパールの研磨をしたりして過ごしています。
機械が耐えられない猛烈な環境!
そんなわけで、やっぱり人間は自然には逆らえない
再認識させられるお話しでした。
カラフルなボルダーオパールが手元に届きました。
スノーボードをしに北海道にやって来たオーストラリアの友人が持ってきてくれました。
なかなか艶っぽい美人ぞろいです。
近日公開予定です。
お楽しみに!
梅が満開の川口です。