皆さん、愛国心、ありますか?
日本人の皆さん
日本人であることの誇り、感じたことありますか?
日本で生活していると、なかなか日本の良さ、日本のブランド力を実感することは少ないかと思います。
今日は、私のつたない体験をもとに、Nipponブランドについてお話ししたいと思います。
私が初めて日本を出て海外で暮らしはじめた35年まえ、日本はバブルのしっぽをひきずった、そんな時代でした。
“Japan As No 1”という書籍がベストセラーとなり、こんな狭い日本の価値が広大なアメリカの価値を上回る、少々異常な時代。
日本のパワーを世界中の人たちが認めながら、唇のはしをゆがめて、フッと笑われるような、そんな時代。
20台前半の“紅顔の美少年”だった私。
とりあえず、行っちゃえ
そんな勢いで渡った広大なオーストラリア。
当時、狭い日本を出て、外に出たい思いだけ
「ザ・ベストテン」よりも、「BEST HIT USA」に没頭し、日本から逃げたい、世界に出たい、そんな思いだけの日々。
日本なんて、
そんな気持ちとともに、湧き上がる欧米社会へのあこがれ。
そんな気持ちも、実際に海外で暮らすことで少しずつ変わっていきます。
初めて日本を出て感じる、英語力のなさと何気ない差別(?)、区別。
観光ではなく、その国の人たちと同じように生活することでしか感じることのできない雰囲気。
スーパーマーケットで、
駅で、
道端で、
よそ者に向けられる視線と苦笑い
でもそんな環境の中、なぜか1年が2年に、そして3年にと滞在が伸びるにしたがってまたまた変化が。
オパールに関わるようになり、鉱山へ出かけるたびに感じる”日本人”のブランド力。
特に鉱夫たちとの会話の中で、
「Because you are Japanese、、、」
「日本人だから、、、」
そんな言葉に何度出会い、何度助けられたか。
この言葉の対に“何国人”がいるかはわかりませんが、オパール業界の中での日本人のブランド力、評判は他のどこの国にも負けない、強く、そして高いものでした。
日本人は噓をつかない
日本人は裏切らない
日本人は信頼できる
そんな先輩日本人の方々が築き上げてくれた“日本人ブランド”を汚さぬよう、壊さぬように、鉱夫たちをはじめ、かかわる人たちに接するよう努力してきました。
海外で生活することで感じる、日本人という存在
日本という国
いつしか、日本では感じたことのなかった“愛国心”が気持ちの中に芽生え始めました。
日本に活動の中心を戻してみると、“愛国心”という言葉や概念に対する否定的、懐疑的な空気を感じることも。
なぜでしょう。
“愛国心”を戦争に結び付ける、そんな風潮がいまだに残っているのか?
自分の生まれた国
自分を生んでくれた両親の国
自分を育ててくれた国
自分の、と実感できる唯一の場所に対する気持ちは、みんなが持っているはず。
私の感じてきた日本人というブランド
これを日本人皆に実感させてあげることができれば、きっと日本も変わるような気がします。
世界広かれど、日本のような、日本人のような存在は稀です。
世の中が騒がしい現在だからこそ、そんな愛国心を宝石とともにご紹介できればと思います。
熊本に来ています。
明日より3日間、“熊本ミネラルマルシェ”に出展します。
出展者一同、皆さんのお越しをお待ちしております。
今日は私の“愛国心”について、お付き合いいただきました。
ありがとうございました。
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