投稿者「gemstory」のアーカイブ

流れに乗り遅れるな !

先日、3Dプリンター関連のベンチャー企業を見学する機会がありました。

 

耳にはしていても、なかなか知識として入ってこない先端技術のひとつ、それも30歳前後のスタッフ数人で立ち上げた、まさにベンチャー。

 

広々とした室内には、様々なタイプの3Dプリンターが設置され、航空宇宙の分野や自動車関連の企業から依頼された部品などを製作しています。

 

過去の製造業、これまでの工場とは違い、大きな音がするわけでもなくただただ淡々とプリントされていく部品の数々。

 

素材も、これまでの樹脂だけでなく、カーボンや金属を直接形に出来るプリンターも。

一台数十万円から数千万のプリンターまで!

投資家からの出資を元に、先端を行くスタッフや会社の雰囲気は、ものすごくエネルギーにあふれていました。

 

来週には、一台1億円以上、世界に数台しかないプリンターがここに設置されるとのこと!!

 

モノづくりの方法が、急速に変わっていっている現場を、直接肌で感じることができました。

 

そうした変化は、ジュエリー業界にももちろん。

 

髪の毛ぼさぼさでも、2時間しか寝ていなくても、自分のやっていることを楽しんでいる彼らの姿を見て、同じようにはもちろんできませんが、少しでも自分自身を進めていけるよう頑張る気力をいただくことができました。

良い刺激を得ることができました。

 

話は変わりますが、たまたま大学卒業まで暮らしていた場所の近所だったので、30年ぶりくらいに、懐かしい町をぶらぶら。

 

当時と変わらない、薄暗い駅。

 

夏休みのラジオ体操に通った神社。

あの頃は、もっと広いと感じていたのに、、、

 

多くが変わってしまった故郷の町並み。

その中に、時おり見覚えのある光景が。

 

コンビニなどなかった時代、家からいちばん近い懐かしいお店

 

本好きにしてくれたお店もあの頃のまま

 

とってもきれいに整備されてた、子供の頃の遊び場

 

でも、家のあった場所は、まったく面影は残っていませんでした。

 

未来を見た後に、過去を振り返って、、、

 

楽しい一日でした。

 

さて、本日ルースを19点出品しました

個性的なオパール達を、どうぞお楽しみください。

 

寒くなりそうな予感

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エロマンガ海の想い出 。。。

べレムナイト

かつてオーストラリアに存在した内海 “ エロマンガ海 ” 。

そして、一億年後の現在、その岸辺に沿って点在するオパール鉱山。

 

カラカラに乾燥している真っ赤な大地に、かつて海があったなんて !?

 

今では想像することさえも困難ですが、そんな古の海の存在を実感させてくれるのがこれ。

 

べレムナイト

エロマンガ海の中を泳ぎまわっていたべレムナイト( Belemnites )、現在のコウイカに近い軟体動物の化石です。

 

Belemnite

オーストラリア最大のオパール鉱山の町、クーバーペディ( Coober Pedy )で採掘されたこれらの化石は、長い時間をかけてオパール化したものです。

 

Belemnite

 

 

 

偶然と、長い時の流れを経て手元にやって来た地球の歴史。

 

今回のものは研磨されていない、すべて採掘されたままの状態です。

研磨する予定もありません。

 

歴史は歴史のままに

 


 

さて、こちらは先日ご紹介した “ 幽霊オパール ” 。

 

 

水から出して、直射日光のあたる窓際に、ほぼひと月放置した状態です。

 

水分が抜け、全体にカサカサした感じにはなりましたが、割れてしまうこともなくきれいな遊色も観察できます。

 

でも、やっぱり水の中の方が生き生き(?)してるかも 。。。

 

寒さも一休みな、今日の埼玉です。

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Happyではない、New Year 。。。

2020年を迎え、日本はオリンピックの話題で持ちきりですが、オーストラリアでは依然山火事が終息を見ることができません。

上のマップはMyFireWatchが発表している情報です。

過去72時間で発生している山火事の状況です。

一時期に比べると、随分と真っ赤な地点は減ったように見えますが、それでも東海岸で大規模な火災が続いています。

40度を超える記録的な気温の中、たくさんの消防士たちはクリスマスも正月も休むことなく、消火活動にあたっています。

これまでの消失面積は約400万ヘクタールだそうで、これは関東1都6県の面積 1.2倍以上にも及びます。

10人以上の人命と2000棟に近い数の家屋が失われ、また、コアラを含めた野生生物も約5億匹が今回の山火事で命を落としてしまったとの報告もあります。

上の地図を見て、

「なんだ海岸線の一部だけじゃん」

と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、元来、オーストラリア内陸部は人間にとっても野生生物にとっても過酷な環境です。

人間をはじめ、多くの動植物の生活圏、生息圏が海岸線付近のエリアに集中しているのです。

今回の山火事も、いつかは鎮火するでしょう。

でも、受けたダメージが回復するまでには、はるかに長い時が必要です。

 

そして、

ミンタビ

 

以前お伝えした Mintabieのお話し

オーストラリア、サウスオーストラリア州の北部に位置する、オパール鉱山の町。

2018年にお伝えした後、住民たちが訴えを起こしたり州の決定を覆す試みを行ってきましたが、6カ月の猶予を得られたのみで、結局 Mintabieという町は、2019年12月31日をもって、行政単位としての存在を失いました。

オーストラリアの地図上から、町は消されてしまったのです。

オパール採掘に従事してきた人たちをはじめ、20人ほどの住人は立ち退きを求められています。

残念ながら、土地の持ち主である原住民 APY Lands側は、住民たちのこれ以降の居住を認めない意向のようです。

20名ほどとはいえ、高齢の方が多い住民たちは、この真夏の気候の中、これまで築いてきた全てを残し、住み慣れない土地へ引っ越すことを求められています。

 

こうした現在の状況を鑑みるに、独特の表情を楽しませてくれてきた「Mintabie Opal」は、マーケットから消えて行ってしまうと思われます。

 

ライトニングリッジ産とは違う、それでも濃い地色を帯びた美しい姿は「Mintabie Black」と呼ばれ、人々の眼を楽しませてくれてきました。

 

たいへん硬い砂岩の中にオパールが形成されることで、しっかりとした地色と美しい遊色を見せてくれます。

 

残念ながら、私の手元にはこの写真のものを含めた2点しか残っていません。

 

今後は、これまで以上に入手することが難しくなってくること確実です。

 

山火事、ブッシュファイヤーと消滅してしまった町に住んでいた人たち。

 

2020年の年明けは、決してHappyではありません。

 

 

年明け早々、良いニュースではありませんが、どうぞこうした場所や人、そして生物たちにも思いを寄せてあげてください。

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大師走 。。。

御徒町へ仕上がったジュエリーを受け取りに行ったついでに、ちょっとアメ横へ。

そこそこの人通り。

お正月を楽しみにする、ポカポカ空気が湧き上がってます。

 

今年一年も、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

2020年もどうぞ宜しくお願いします。

 

新年が皆さまにとり、素晴らしい一年となりますよう。

良いお年をお迎えください!

 

八巻 利一