オパール」カテゴリーアーカイブ

こんな時だから出来ること 。。。

イベントやショーが全て中止になっちゃった 。

オーストラリアも出国中止勧告が出て、行ったら帰ってこれなくなっちゃた 。。

、、、、、、、、。。。。。。。

 

まわりもまだまだ、モヤモヤ、モヤモヤ 。。。

 

こんな時にしかできないこと、黙々とやるだけ。

そこで、いつも忙しさを理由にやってこなかったCADやCGを、ちょっと気合を入れてやってみることに。

 

このボルダーオパールをリングに 

 

 

 

CADを使ってデザインを起こして、

 

オパールの形に合わせて、絵心の無い私でも、CADを使えばご覧の通り 

 

それを確認用のCG(コンピューター グラフィック)へレンダリングして、動画を準備。

 

もちろんイエローゴールドからプラチナのイメージも、CGだから簡単 

 

 

ちょっとデザインを変えたりして

 

 

3次元ならでは、仕上りのイメージがつかんでいただきやすいはず 

 

そして、もちろん3Dプリンターで造形し、製作原型とすることもOK

 

 

 

 

 

お持ちのルースや、もちろんリフォームのご要望も、ご希望に合わせて承ります

 

 

桜の花もほころび始めて、

 

 

すっかり春の陽気になりましたね。

 

モヤモふっとばセール!

セール開催中です !!

 

明日、20点ほど出品予定です!!!

 

ポカポカ陽気の埼玉です。

お帰りの前に、応援クリック一押しお願いします。

モヤモヤ気分ふっとばセール!

モヤモふっとばセール!

中止!

中止!!

中止!!!

せっかくの春なのに。。。

。。。。。。。。

 

モヤモヤ気分、ふっとばしたい!

そんなわけでセールします!!

 

過去最大の、

 

20%オフ!!!

 

明日、3月14日0時から3月22日まで。

 

モヤモヤ気分ふっとばセール!

 

どうぞ、お見逃しなく!

 

そして、本日ルースを9ピース出品しました!

 

こんなリバーシブルなブラックオパール

 

シャフ、ピンファイヤー、ブロードフラッシュ、そしてチャイニーズライティング。

ブラックオパールの魅力的な表情がギュっと詰まった、こんなブラックオパール

 

これまた個性的なボルダーオパールも

 

こちらからご覧ください。

 

お帰りの前に、応援クリック一押しお願いします。

伝わって来たもの 。。。

古ぼけた木製のケース。

今回の帰国の収穫のひとつです。

 

ウエッブサイトを通じて連絡をくれたのは、御年83歳の元マイナーBrian(ブライアン)。

今から40年以上前に、彼の友人が作った手作りのケース。

歴史を感じさせられます。

でも、主役はこちらです。

 

 

 

蓋を開けると 5 × 5、25ピースの色とりどりなこちらの石、オーストラリア産サファイア。

 

 

ブライアンとその友人、David(デイビッド)が採掘したこちらのサファイア、全てクイーンズランド州の Anakieというフィールド産です。

以前ご紹介したSapphireとならび、かつては有名なサファイア産地でした。

ですが、最近では採掘量はほぼゼロに。。。

パーティカラー(Partly Colour)サファイアとも呼ばれるオーストラリア産。

その名のとおり、様々な色合いがひとつの石の中に踊る独特な表情を見せてくれます。

市場に出回るほとんどのサファイアは加熱処理されて色を整えられているのに対し、これらのサファイアは加熱処理されていない非加熱です。

 

 

専用の手作りボックスに収められたとっても貴重なコレクション。

こんな貴重なものを大切に持っていてくれたブライアン。

83歳にして、なんと31歳の奥さん(4度目の結婚だとか)と幸せな引退生活中。

どうする予定もないコレクションを、今回私たちに譲ってくださいました。

 

まだまだこんなお宝、眠ってるんですね。

ミネラルショー等で、是非みなさんにもご覧いただきたいと思います。

 

サファイアだけでなく、やはりブライアンが採掘したブラックオパールも専用ケースごと譲っていただきました。

こちらもお楽しみに。

 

どんよりした埼玉の空です。

お帰りの前に、応援クリック一押しお願いします。

後になってわかること、パート2

おわかりでしょうか?

そう、“ ダブレットオパール ” です。

基本、私たちはダブレットオパールトリプレットオパールなどを販売することはありません。

ですが、極まれに、これらを指定したオーダーをいただくことがあります。

そのため、ある程度の数を在庫として常に持っています。

 

いっぽうこちらは同じダブレットでも、私の手元に来た経緯はちょっと違います。

 

「オパールの色が変わってきちゃったんだけど、、、」

とか

「色が抜けて、白っぽくなっちゃた、、、」

 

こうしたお問合せをいただくことが少なからずあります。

確認するために送っていただいたオパールが、上の写真のものです。

 

そう、色変わりの原因のほとんどがダブレットオパールやトリプレットオパールなど、張り合わせオパールであるためです。

 

いちばん手前の部分、白っぽくなっているのがご覧いただけるかと思います。

これが“色変わり”、“色抜け”の正体。

多くの場合は、水気に触れることで、張り合わせ面に水分が入り込み、そこの接着剤が溶けてしまう、あるいは剥がれてしまうことが原因です。

上のダブレットオパールの場合は、お水に浸けたわけではないのですが、どうやら自然に接着剤が剥がれてしまったよう。

 

お問合せをいただいた方のほとんどは、まさかご自分の大切なオパールが張り合わせとは思ってはいず、水気を避けなければいけないなどと考えたこともなかった方ばかりでした。

どのように入手されたか尋ねると、オーストラリア旅行でご購入された方、お土産としてプレゼントされた方、日本のネットや通販でご購入された方と、その経緯は様々。

また、ほとんどがリングになっていたものでした。

 

次に、こちらの写真をご覧ください。

縦方向に大きな割れ、キズが入ってしまっています。

 

このオパールも、もとはリングとして愛用されていたもの。

 

「ぶつけて割れてしまったから修理をすることはできますか?」

 

そんな落胆のご連絡をいただき、お預かりしたものです。

 

爪ではなく、オパールの周囲をゴールドで囲んだ“ベゼルセッティング(ふくりん留)”のリングでした。

キズの状態から修理は難しいことをお伝えしつつ、出来るだけのことをするためにオパールを台座から外す許可をいただき、オパールを外してみたら!

 

ご覧の通り、ダブレットオパール。

おそらく、ライトニングリッジ産のクリスタルオパールをブラックオパールの母岩に張り付けたもの。

上部のオパールが厚く形状もきれいなカボションだったため、リングの状態でこれを“張り”と見分けられる方は、ほとんどいなかったと思います。

 

さらにこのリング、日本国内の宝飾店で購入されたとのこと!

そして、なんと、天然ブラックオパールとして鑑別書も付いてきたとのこと!!

 

真実をお伝えした時の、持ち主の方の驚きの表情、今でも忘れられません。。。

 

裏に残る接着剤

かなり古いものなのかもしれません。

 

ご購入されたお店もすでになく、正確な情報はわかりませんが、おそらくそのお店でも天然と信じて販売されたのでしょう。

 

割れてしまったから故に明かされた真実。

 

似た表情のブラックオパールをお選びいただき(ルースの状態で見ていただき、天然であることをご説明したうえで)、リングを作り直してお納めをしました。

驚き、そして残念がっていらっしゃったそのお客さまも、新しいリングを見て大きな笑顔を見せてくださいました。

 

こちらは最高級品質のダブレットオパール。

これくらいきれいなものだと、そのお値段も結構なものになります。

でも、もちろん天然よりはグッとリーズナブルです。

知っててご購入されるのであればOK!

でも、知らずにだと、、、

 

こうしたお話はオパールだけでなく、ダイヤモンドが実はダイヤモンドじゃなかったり、ルビーがルビーじゃなかったりと、他の宝石でもあることです。

ミネラルショーなどで購入されたダイヤモンドや色石をジュエリーにと、製作のご依頼をいただきます。

時おりそうしてお預かりしたものの中に「実は ~ じゃなかった」なんてこともあります。

 

どうぞ皆さん、お気を付けくださいね。

 

オーストラリアでもこんなこと、ありました。

『後になってわかること』

 

どんなバレンタインをお過ごしですか?

お帰りの前に、応援クリック一押しお願いします。