ジュエリー、上手な手放し方 。。。

ブラックオパール

NHKで午前8時15分から放映されている番組『あさイチ』。

ご覧になってる方も多いと思います。

私は、ほとんどを見ることないんですが、今朝の放映は、たまたま実家で拝見しました。

ご覧になりましたか?

「ジュエリー特集」と題し、宝石、宝飾品の話題を特集していました。

 


見ていない方のためにざっと内容を。

 

ほとんどの女性、特に40代、50代を中心に、着けないジュエリー、しまってあるだけのジュエリーを持っている。

そんな着けないジュエリーを整理、あるいは手放すための上手な方法をご紹介。

 

簡単にしてしまうと、そんな感じ。

 

ダイヤモンドや真珠の本物とイミテーションの見分け方や、ゲストのデヴィ夫人のエメラルドの大きさも、どちらもとっても興味深いものでしたが、私が皆さんにお伝えしたいのは、

お手持ちの不要なジュエリーを、

 

上手に手放す、売る方法!

 

です。

 

番組内で、都内にある3件の買取店に、同じダイヤモンド、エメラルド、そしてヒスイのジュエリーを持込み(もちろん取材であることを隠して)、買取金額を比較するという実験(?)をしたのです。

その結果、ダイヤモンドジュエリーは、3店ともほぼ同じ買取価格でした。

でも、エメラルドとヒスイは、それぞれお店により、買取金額に2~3倍の開きが出るという結果に!

 

番組内でも紹介されていましたが、エメラルドやヒスイなど、ダイヤモンド以外の色石の評価に大きな差がでるのは、お店、あるいはお店のスタッフが、その色石に対する知識や相場観、あるいは販売経路を持っているかどうかによることが原因。

 

日本中に急増している買取店。

全てに宝石の専門家がいるわけではありません。

それでは、どのようにして買取金額を決めているのかと言うと、まずそのジュエリーの重さを量ります。

そしてそのジュエリーがK18イエローゴールド製であれば、単純にK18イエローゴールドの買取相場に重さを掛けて買取金額を算出します。

ダイヤモンドのジュエリーの場合、大まかなグレーディング(品質の評価、これくらいは最低限買、買取店のスタッフは教育されています)をして、こちらも相場の価格表を参考に値段を出します。

でも、これがダイヤモンドでなく他の色石の場合、その品質を見分けるのは簡単ではなく、そのため、ほとんど価格ゼロとして無視されてしまいます。

つまり、多くの買取店では、ゴールドやプラチナなど素材の値段、そしてダイヤモンドだけの値段でしか買取ってはくれないのです。

残念なことに、いくら上質なエメラルドであろうが、ヒスイであろうが、はたまたオパールであろうが、スタッフに見る目がなく、その買取店に販路が無ければ、正当に評価し買取ってもらうことができないのです。

 

また、買取されたジュエリーのその後に、ふたつの行く末があります。

ひとつは、そのままの状態で、綺麗に掃除をされマーケットへ、多くの場合、中国や台湾など海外へ売られていくケース。

そしてもうひとつは、宝石を外し、ゴールドやプラチナなどの素材(地金と呼びます)、そしてダイヤモンドとバラバラにされ、まさに素材として売られていくケースです。

 

後者のケースの場合、例えばエメラルドやオパールなどは、無造作に枠から外されるため、傷だらけになってしまいます。

私の知っているお店もそうですが、宝石のことなど考えずに、無造作に、そして力づくで爪から外そうとするため、割れてしまったり傷ついてしまったりします。

こうしたお店は、最初からダイヤモンド以外の宝石の価値を考えていない、ただの余分なものとしてしか考えていないのです。

こんなお店で、正当な買取をしてもらえるでしょうか?

 

答えは、、、否です。

 

本当であれば10万円の価値のあるオパールのリングが、ある店では2万円でしか買取ってもらえない!?

 

自動車をはじめ多くの買い取り専門店が増えてきた昨今。

それでも宝石の場合は、中古車等と違い、その買取る側の主観がものすごく大きな要素を占めざるおえない。

それが現状ですし、今後も変わることは無いと思います。

 

もし、あなたがお手持ちの大切な宝石やジュエリーを手放そうと思ったら、こんな点に注意してください。

 

愛してきた宝石やジュエリー、出来るだけ大切に扱ってくれるお店、そしてもちろん出来るだけ高く買ってくれるお店を見つけてください。

 

そして、もしオパールであれば、どこにも負けない販路を持つ私たち、ジェムストーリーにお任せください。

最後は、少し宣伝になっちゃいました。。。

 

委託販売(販売代行)も買取も、オパールを良く知っている私たちにお任せください!!

 

 

オパール買取ります

 

 

今日はすばらしい青空でした。

お帰りの前に、応援クリック一押しお願いします。

関連する記事

  • 古いものこそ新しい !!!
    古いものこそ新しい !!! 
    同じリングです。 違い、わかりますよね?   50年以上も前から日本人はオパールが好きでした。 お母さま、お祖母さまから受け継がれてきたジュエリー。...
  • ジャパンジュエリーフェア 2018 。。。
    ジャパンジュエリーフェア 2018 。。。 
    8月28日~30日に、東京ビッグサイトで開催される “ ジャパンジュエリーフェア 2018 ”。 弊社デザイナー、Malayvone Souvannavong...
  • 出品しました 。。。
    出品しました 。。。 
    ルースを4点、そしてペンダントを2点出品しました グリーン、ギラギラのフラッシュブラックオパールから、   人気のシリーズ、これはルービーとダイヤモ...
  • ALERT!  盗難情報 。。。
    ALERT! 盗難情報 。。。 
    “ Jewellers Association of Australia(JAA) ”というオーストラリアのジュエリー業界団体があります。 その JAA の活...
  • ジュエリー製作とコストパフォーマンス 。。。
    ジュエリー製作とコストパフォーマンス 。。。 
    基本“ オパール屋 ”な私たち。 まずはお好みのオパールを見つけていただき、そしてリングやペンダントのデザインを決め、ジュエリーへと製作していく。 これが王道...

2 comments for “ジュエリー、上手な手放し方 。。。

  1. 松尾

    八巻様、お久しぶりです。
    京都のミネラルショーは盛況でしたか?

    本当に使わなくなったジュエリーやルースをどうするかとゆうのは頭の痛い問題です。
    特に興味を持ち始めた時に購入した物は年齢があがってくると使用しにくい物もあります。
    ルースはそのままでは受け取った相手も迷惑だろうなと思うし。
    オパールは一つ一つが個性的なので手放せないところがコレクター泣かせです。
    埃をかぶっているルースはオパールに興味を持っている人に還流するべきなのかと悩むところです。

    返信
  2. Gemstory

    松尾さま

    いつもありがとうございます。
    京都は例年以上に多くの出会いがありました。

    宝石好き、ジュエリー好きの皆さんが同じ悩みを持っていらっしゃると思います。
    微力ですが、私どもも、そんなお悩みを解決するお手伝いをさせていただければと思っています。
    お役に立てますことがございましたら、どうぞご連絡ください。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください