昨日、日本出張より戻りました。
ずいぶんと更新が途絶えてしまいましたが、今日から再開。応援お願いします。
そんな再開第1回目はこのリングのお話。
上の写真は、ワックスで作ったリングの原型です。
普通、オリジナルのオーダー製作は全て原型作りから始ります。
このリング、実は結婚指輪、です。
これまでいろいろなオーダーを皆さまからいただき、製作させていただいてきましたが、結婚指輪のオーダーは初めて。
このお客さま、お二人でゴールドコーストへご旅行にいらした際に、ペンダントの製作をご依頼いただいたのが最初。
それから一年ほどして、お二人が“結婚することになりました”とのご報告とともに、結婚指輪製作のご依頼をいただきました。
どんなオーダーでも細心の注意と、最大の責任を持って製作にあたっては来ましたが、結婚指輪となるとその責任もより大きく感じ、本当に心を込めてデザイン、そして製作をさせていただきました。
そして完成したのがこちら。
当初、オパールを埋め込みたいとのご希望でしたが、常に身に着けていただくこと、そして着けやすいことを考慮し、ご相談した結果、オーストラリア産のサファイアを使用することに。
市販の結婚指輪よりもボリュームもあり、お二人のイニシャルを盛り込んだ全体的なシェープ。
とにかく結婚式には間に合わせないといけません。でも手抜きはもちろんしない。
出来上がってくるまで、緊張と焦りの毎日でした。
無事リングも完成し、お二人にお渡しすることができ、そして無事にお式も済んだとの報告をいただき、ホッとこうして皆さんにご紹介しているところです。
Mさん、Nさん。
末永くお幸せに。
リングをされたお二人に、お目にかかれる日を楽しみにしております。
ゴールドコーストはすっかりレースコース。
ずいぶん日中も暑くなってきました。
夏です。