年別アーカイブ: 2020年

後になってわかること、パート2

おわかりでしょうか?

そう、“ ダブレットオパール ” です。

基本、私たちはダブレットオパールトリプレットオパールなどを販売することはありません。

ですが、極まれに、これらを指定したオーダーをいただくことがあります。

そのため、ある程度の数を在庫として常に持っています。

 

いっぽうこちらは同じダブレットでも、私の手元に来た経緯はちょっと違います。

 

「オパールの色が変わってきちゃったんだけど、、、」

とか

「色が抜けて、白っぽくなっちゃた、、、」

 

こうしたお問合せをいただくことが少なからずあります。

確認するために送っていただいたオパールが、上の写真のものです。

 

そう、色変わりの原因のほとんどがダブレットオパールやトリプレットオパールなど、張り合わせオパールであるためです。

 

いちばん手前の部分、白っぽくなっているのがご覧いただけるかと思います。

これが“色変わり”、“色抜け”の正体。

多くの場合は、水気に触れることで、張り合わせ面に水分が入り込み、そこの接着剤が溶けてしまう、あるいは剥がれてしまうことが原因です。

上のダブレットオパールの場合は、お水に浸けたわけではないのですが、どうやら自然に接着剤が剥がれてしまったよう。

 

お問合せをいただいた方のほとんどは、まさかご自分の大切なオパールが張り合わせとは思ってはいず、水気を避けなければいけないなどと考えたこともなかった方ばかりでした。

どのように入手されたか尋ねると、オーストラリア旅行でご購入された方、お土産としてプレゼントされた方、日本のネットや通販でご購入された方と、その経緯は様々。

また、ほとんどがリングになっていたものでした。

 

次に、こちらの写真をご覧ください。

縦方向に大きな割れ、キズが入ってしまっています。

 

このオパールも、もとはリングとして愛用されていたもの。

 

「ぶつけて割れてしまったから修理をすることはできますか?」

 

そんな落胆のご連絡をいただき、お預かりしたものです。

 

爪ではなく、オパールの周囲をゴールドで囲んだ“ベゼルセッティング(ふくりん留)”のリングでした。

キズの状態から修理は難しいことをお伝えしつつ、出来るだけのことをするためにオパールを台座から外す許可をいただき、オパールを外してみたら!

 

ご覧の通り、ダブレットオパール。

おそらく、ライトニングリッジ産のクリスタルオパールをブラックオパールの母岩に張り付けたもの。

上部のオパールが厚く形状もきれいなカボションだったため、リングの状態でこれを“張り”と見分けられる方は、ほとんどいなかったと思います。

 

さらにこのリング、日本国内の宝飾店で購入されたとのこと!

そして、なんと、天然ブラックオパールとして鑑別書も付いてきたとのこと!!

 

真実をお伝えした時の、持ち主の方の驚きの表情、今でも忘れられません。。。

 

裏に残る接着剤

かなり古いものなのかもしれません。

 

ご購入されたお店もすでになく、正確な情報はわかりませんが、おそらくそのお店でも天然と信じて販売されたのでしょう。

 

割れてしまったから故に明かされた真実。

 

似た表情のブラックオパールをお選びいただき(ルースの状態で見ていただき、天然であることをご説明したうえで)、リングを作り直してお納めをしました。

驚き、そして残念がっていらっしゃったそのお客さまも、新しいリングを見て大きな笑顔を見せてくださいました。

 

こちらは最高級品質のダブレットオパール。

これくらいきれいなものだと、そのお値段も結構なものになります。

でも、もちろん天然よりはグッとリーズナブルです。

知っててご購入されるのであればOK!

でも、知らずにだと、、、

 

こうしたお話はオパールだけでなく、ダイヤモンドが実はダイヤモンドじゃなかったり、ルビーがルビーじゃなかったりと、他の宝石でもあることです。

ミネラルショーなどで購入されたダイヤモンドや色石をジュエリーにと、製作のご依頼をいただきます。

時おりそうしてお預かりしたものの中に「実は ~ じゃなかった」なんてこともあります。

 

どうぞ皆さん、お気を付けくださいね。

 

オーストラリアでもこんなこと、ありました。

『後になってわかること』

 

どんなバレンタインをお過ごしですか?

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恵みの雨、なのか?

同じ場所を撮った写真。

前と後

最近の豪雨でほぼ鎮火したオーストラリアのブッシュファイヤー。

33人もの人命と多くの動植物が失われた大災害でした。

どれくらいの被害があったのか?

こちらのサイトが、その大きさを実感させてくれます。

 

Counting the cost of Australia’s – Summer of dread

 

英語ですが写真や動画でも、その恐ろしさ、被害はじゅうぶん伝わるはず。

 

自然の生命力に期待します。

 

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Smoking Boogie 、その後 。。。

2016年5月にご紹介したタバコに関する記事 “ Smoking Boogie 。。。 ”

この記事の中でご紹介した「2020年にはひと箱40豪ドル」にすると豪語していたオーストラリアですが、どうなったのか?

色々調べていたら、こんな記事を見つけました。

 

‘Beyond crazy’: Woman’s $60 grocery experiment leaves Aussies stunned

 

直訳すれば、「驚愕!:ある女性が行った60ドル分の食料品実験がオーストラリア人をびっくりさせた!」

そんな感じ。

そして、こちらがオーストラリア人をびっくりさせた一枚の写真!!

 

!!!!!

 

写真の左隅に置かれたひと箱のタバコ

右側には山積みになった食料品

 

どちらも56豪ドルのお買物!?!

これは驚き!

これはビックリ!!

こんな比較見せられると、まさに実感。

 

この実験のタバコはひと箱40本入りですので、日本の20本入りとは単純比較できませんが、半分としても、

56豪ドル ÷ 2 = 28豪ドル

 

1豪ドル = 72円として、

 

28 × 72円 = 2,016円!!!

 

たばこ一本、、、約、、、、100円 。。。

 

これでも吸ってるオジーたちの懐具合、感心しちゃう。

 

タバコの銘柄にもよりますが、オーストラリアはひと箱25本入りが基本。

今年も9月に12.5%の増税が執行され、お約束どおり、ひと箱、、、48.50豪ドルになる予定だそうです。

 

うちのマイナー、ヘビースモーカーのロジャー

 

オパールマイナー

 

身体のことも考えて、そろそろ禁煙してもらわないと。。。

でも、

無理だろうなぁ。

 

実験の元記事:https://www.facebook.com/judy.kerrison/posts/10221932330477788

 

今年の夏は、やっぱり 熱い 暑い、みたい。。。

 

晴天ですが、寒いですね。

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自然の猛威 。。。

オーストラリアのブッシュファイヤー

昨年末よりも随分と鎮静化しましたが、まだ完全な終息には至っていません。

上の画像は、今回のブッシュファイヤーで焼失した面積を、イギリス、アメリカ、そして日本に当てはめたものです。

身近な日本に当てはめると、その規模の大きさを実感させられます。

日本の22倍という広大な国土を持つオーストラリアだから、その規模の大きさは過小評価されがちですが、もし日本だったら!

 

今回のブッシュファーヤーは、オーストラリアでも南東側のエリアに集中しています。

約3,000以上の家屋が焼失し、30人以上の命が失われています。

犠牲となった人の中には、消火活動にあたっていた消防士たちも。

メディアでは、コアラなど野生生物の被害が大きく報じられていますが、固有生物の多いオーストラリアだけに、ある種の希少生物はこのまま絶滅してしまうと考える学者もいるようです。

 

そして農作物や家畜の被害も。

オーストラリアでも有名な、Adelaide Hills と呼ばれるワインの生産地では、そのブドウ畑の1/3が焼失し、産業に与える影響は甚大であると発表されています。

 

地球温暖化が原因なのか?

また、ブッシュファイヤーも温暖化に影響しているという研究も!

植生の3/4を占める、ユーカリがオーストラリア独特のブッシュファイヤーの被害を大きくする原因であり、いっそのこと別の植物に植替えては?

そんな非現実的な議論を口にする人まで出てくる始末。。。

自然の力には、かないません。。。

 

Australia fires: A visual guide to the bushfire crisis

 

もうひとつ自然の猛威、中国発の “ コロナウイルス ” 。

ご存知の通り、すでに全地球規模の流行の兆しが見えています。

日本はもちろん、各国が発生地である武漢から自国民を非難させるべく動き出していますね。

ですが、その避難民たちへの処遇、対応は各国様々。

オーストラリアでは、避難させる約600名の自国民をオーストラリア本土にでなく、2000キロ離れた洋上の島、クリスマス島へ一時隔離すると発表しています。

このクリスマス島には、もともと難民や移民たちを一時留置くために建設された施設が存在し、それを利用するんだそうです。

避難に利用した航空機代をどうするか?

そんなこと言ってる日本の対応は、あまりにも遅いような気もします。。。

 

私自身(30数年前ですが)、大学で研究対象としていたのが “ コロナウイルス ” でした。

人間ではなく、コイ科の魚に感染する新しいタイプのウイルスでした。

 

 Luc Viatour / https://Lucnix.be

その名前の由来の “ 太陽のコロナ ” のような姿を、初めて電子顕微鏡で見た時の驚きを思い出します。

インフルエンザと同じように、変異しやすいこの種のウイルス。

日本も、もう少し強い態度で対策を進めるべきなのではないでしょうか?

 

2020年、あまり嬉しくない出だしですね。

 

ブッシュファイヤーもコロナも、一日も早い終息を願います。

 

うがい手洗い、忘れずに。

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