エチオピア産オパールを電子レンジへ(2) 、、、

3分間電子レンジに入れられたエチオピアオパールとオーストラリアオパール。
どうなった???


指先をヤケドしながらお皿を取り出して、しばらく冷ましてから観察してみます。
ヤヤヤ、、、、

これは!!

やはりエチオピア産オパールには、あきらかな亀裂が走っています。

そして、全体的に色合いが変化もしているようです。

これが実験前のオパール。
そして、

これが実験後。
違いがわかっていただけるでしょうか?
心なしか、食紅の色が抜けて、斑がより鮮明に見えています。
あの臭いはひょっとしたら、食紅の成分が沸騰し、抜けてくることが原因だったのかもしれません。

一方のオーストラリア産は、

10倍のルーペで観察しても、ヒビや割れは見られません。
また、それぞれのオパールの重さを測ってみると、
オーストラリア産オパール
実験前 7.0ct
実験後 6.99ct
エチオピア産オパール
実験前 8.2ct
実験後 7.67ct
となり、エチオピア産の方には、重さに明らかな差が生じました。

【結 論】
エチオピア産オパールとオーストラリア産オパールは、その生成過程に違いがあります。
エチオピアの方が火山性であり、一方のオーストラリア産は堆積性として知られています。
火山環境の中、高温の状態で比較的短期間に出来る火山性と、100度以下の環境の中でゆっくりと生成される堆積性のオパール。
この生成過程の違いが、宝石としての安定性にかかわっていると言われています。
今回使用したオーストラリア産オパール(クーバーピディ産ホワイトオパール)には、約12%程度の水が含まれています。
一方のエチオピア産は、数あるオパールの中でも水分含有量が多く、約18%程度との報告もあります。
おそらく水分量の違いだけではなく、生成過程の違いによる、水分のとらわれ方、どのように水分がオパール内に留まっているかの違いが、今回の実験の結果に表れているのでしょう。
内部の水分が容易に出入りするエチオピア産オパール。
それゆえに持っている“ハイドロフェン”という性質。
また、“もろさ”という性質。
同じオパールと呼ばれていても、それぞれ異なった性質と美しさを見せてくれる。
宝石の世界は奥が深いですね。

エチオピア産オパールを使った実験は、今日で終了です。
このオパール達は私の大切なコレクション袋へ、
永久保存。。。。

お付き合いいただき、ありがとうございました。
追伸;
絶対まねしないでください!念のため。。。

今日は雲が多めのゴールドコーストです。


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