ライトニングリッジを救え 。。。

「Save The Ridge」
ある業界紙に最近掲載された記事です。
「ライトニングリッジを救え」
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LRMA(Lightning Ridge Miners Association)というライトニングリッジでオパールを採掘する鉱夫たちの団体があります。
この団体が、先月会合を開き、現在の窮状を政府、そしてメディアに訴えました。
政府が導入した新たな規制、ルール
また採掘する為に支払わなければならない保証金等、経費の急激な高騰など
もとより採掘経費の高騰で、オパール採掘を止めるマイナーが多い中、このまま政府が何も対策をせず、規制ばかりを強化することは、ブラックオパール採掘の終焉であり、ひいてはブラックオパールで成り立っているライトニングリッジという町の終わりである。
それが、彼ら彼女たちの主張です。
確かに規制は年々厳しくなっています。
なんと、採掘する時間帯を決めよう、日が落ちたら採掘をさせないようにしよう、なんて、そんなバカな規制まで政府は考えているよう。
独立心の強いマイナーたちが、こんな規制にがんじがらめにされてハッピーなわけがありません。
お金のためにオパールを掘っているのはもちろんなのですが、決してそれだけではなく、ロマンというか夢というか、あるいは自由気ままなライフスタイルというか、お金以外のものに魅力を感じているからこそ、マイナーたちは泥だらけになって朝から晩まで働いているのに。。。
バカげた規制は、こうしたマイナーたちのやる気をそいでしまうのは確実です。
そしてライトニングリッジでブラックオパール採掘が消滅すれば、この町自体もかつてのゴールドラッシュ後と同じように、ゴーストタウンになってしまうのも明白。
マイナーたちだけでなく、ライトニングリッジに暮らす住民、観光業者、そしてブラックオパールに関わる多くの人に大きな影響を与えることになるでしょう。
でも、現在のオーストラリア政府には、この町、そしてブラックオパールというオーストラリアの宝を守ろうとする気はまったく見えません。
たかが数千人が住む田舎町を救済するより、もっと他のところ、好調な地下資源に政府はお金を使うのは当然な気もします。
これまでも、ブラックオパールの将来について、申し訳なくなるくらい、悲観的なお話を皆さんにはしてきましたが、本当にこれからどうなるんでしょう。。。
マイナーたちやランナーたちが売りに持ち込むブラックオパールの価格を見ると、、、
唖然とします。
採掘される数はますます減り、価格はますます上昇する。。。
今が最後のチャンスかもしれません。
現状を見ていると、今後数年の価格上昇は、おそらくこれまでにないくらいのレベルになることでしょう。
数が減り、価格が上がると、その代替品、ニセモノが出回ってくるのはいつもいっしょ。
先回もご紹介しましたが、スモーク(黒化)処理されたエチオピアオパールが、eBayでライトニングリッジ産ブラックオパールとして販売され始めました。
日本のマーケットに出てくるのも時間の問題でしょう。
どうぞ、お気をつけください。

LRMAでは、署名活動も行なっています。
ご賛同いただける方は、下記サイトよりご意見をお寄せください。
LRMAウエッブサイト

ブラックオパールを買うなら、
今がチャンス!!です。

ゴールドコーストは、今日も暑い一日でした。


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