![](/weblog/image/20130406a.png)
さぁ、それでは実験に取り掛かりましょう ♪
Here We Go !!
![](/weblog/image/20130406b.png)
まず、上の写真は、今回使用する食紅の成分表。
“水”と“食用着色料(124番)”
フムフム、、、
Food Acid(330)(どうやら“クエン酸”らしい)と保存料。
? ? ?
まぁ、食用ですから、そんな強力なものではないはず。
そして、浸けられちゃうオパールは、
![](/weblog/image/20130406c.png)
活躍中のエチオピア産オパール(8.27カラット)と、
![](/weblog/image/20130406d.png)
対照としてオーストラリア産ホワイトオパール(7.0カラット)。
![](/weblog/image/20130406e.png)
これらをお皿に入れて、
![](/weblog/image/20130406f.png)
上から食紅を注いでやります。ヒタヒタになるように。
![](/weblog/image/20130406g.png)
そしてこの状態で10分間置いておきます。
<-----10分経過----->
オパールを取り出し、水で軽くゆすいだ後に水気を取って、、、、
すると、、、、、、、、
![](/weblog/image/20130406h.png)
こんな状態に !
もちろん上がエチオピア産、そして下がオーストラリア産オパール。
![](/weblog/image/20130406i.png)
予想では、もう少し全体的に濃く染まっていると思っていたんですが、意外にスッキリしています。
ですが、内包物の周辺を中心に、間違いなく色素が沈着している様子。
![](/weblog/image/20130406j.png)
写真ではちょっと分りにくいかもしれませんが、ルーペで見てみると、表面ではなく、中に入り込んでいるのが確認できました。
おそらく、砂などの内包物の部分が濃く染まっているようです。
一方、オーストラリア産のほうは、
![](/weblog/image/20130406k.png)
こちらも予想通り、何事もなかったように、色の変化や染まっている部分は見られません。
![](/weblog/image/20130406l.png)
ハイドロフェン効果の違いを再確認できました。
エチオピア産の染まり具合に不満(?)はありますが、ココまでは予想通り。
それじゃ、ホンノリ染まったエチオピア産オパールを普通の水に入れ、食紅の赤が抜けるかどうか見てみましょう。
![](/weblog/image/20130406m.png)
水に浸けて15分ほどすると、オパールの周りに気泡が付き始め、
そのまま1時間置いておくと、
![](/weblog/image/20130406n.png)
オパールから赤い成分が靄のように漂い始めます。
上の写真を拡大して、ちょっとコントラストを強くしてやると、
![](/weblog/image/20130406o.png)
水の中に漂うインクの様な赤がわかっていただけるはず。
更に3時間後、
![](/weblog/image/20130406p.png)
オパールの周りの気泡が大きくなってきました。
水が赤色になってきた分、心なしかオパール自体は色が抜けているよう。
![](/weblog/image/20130406q.png)
間違いなく色が抜けてます!
コレは予想より早い展開!
さて、どこまで色は元に回復するのか?
赤く染まった部分は、どこまで色が抜けるのか?
![](/weblog/image/20130406r.png)
ここはじっくり観察する為、このままの状態で2日ほど放置することにします。
結果は後日!!
![](/weblog/image/20130406s.png)
やっぱり染まっちゃた指先、
洗っても落ちません、、、、
さて、エチオピア産オパールの運命やいかに!!??
雨模様のゴールドコーストです。