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2008年09月11日

MT. SURPRISE 。。。(2)


そんなこんなで井戸に降りたジョーが目にしたものは!?


確かに青く光るものが!

静かに底に降りたジョー。

井戸は思ったより水が少なく、今や青く輝くものは手を触れることが出来るほど目の前に。

間違いなくオパール!

確信を持ったジョーは、さっそく水をかき出す作業を始めます。

徐々に姿を現すオパール。

思ったよりも大きく、大部分が埋まっている状態でした。

注意深く底を掘り進んでいくジョーが目にしたのは、青だけでなく、まるで太陽のような赤を持った輝く塊。

それだけではありません。

その原石を取り出した下から現れたのは、真っ赤な15センチ台のオパールの丸い原石。

結局その日ジョーが採掘したのは、1.5メートル、14キロにも及ぶオパール。

経験の浅いジョーには、その価値が全く想像もできません。

でも、これが世界最大のオパール発見のほんの始まりでした。


その後、帰ってきたビルが驚いたのはもちろん、自分の過ちを認めジョーに謝罪したのも言うまでもありません。


マーケットの確立していないボルダーオパール。

採掘されたものを売ることにも当初は苦労した二人でしたが、次々と出てくる素晴らしい原石にマーケットが注目するまでにそれほど時間はかかりませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドイツ人がこの井戸も埋めてしまっていたら?

もしジョーがおとなしくビルの言うことを聞いていれば?

ジョーが先に戻ってこなければ?


この世界最大級のオパール鉱区は、未だ見つかっていなかったかもしれません。


現在このエリアは“Mt. Surprise”、驚愕の山と呼ばれています。

ジョーは1960年代に亡くなるまで、ボルダーオパール採掘の中心人物として採掘を続け、亡くなった後も伝説としてオパールの歴史に刻まれています。


追記;この鉱区は第二次世界大戦が終了するまで、誰も採掘権を申請していませんでした。でも、人々はジョーとビルの発見を尊重し、二人をこの鉱区の採掘権の持ち主として認め、誰も横から入り込もうとしなかったそうです。現在ではとても信じることの出来ないことです。



今日も良い天気のゴールドコーストです。




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