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2008年09月27日

一粒で二度美味しい 。。。

ブラックオパール
先日ご紹介したのとは別のものですが、これもリバーシブルタイプ。

とても濃い色調が美しい表面。

そして、、、


ブラックオパール
裏面はピンファイヤー系のグリーン。

少々砂が残っていますが、それを差し引いても充分魅力的。


ところで“リバーシブル”と何気に呼んでいますが、特別な定義が決まっているわけではありません。


透明度の高いホワイトオパールなどは、当然、裏に原石がついているわけではありませんので、ほとんどがリバーシブルと呼ぶことが出来ます。

しかし、ホワイトオパールの場合は、表も裏も遊色や色調が同じものが多いのも事実。

そんなホワイトオパールをリバーシブルと呼ぶ人はほとんどいません。


今日のブラックオパールのように、表面と裏面の表情がまったく違うもの、まるで2枚のブラックオパールを貼り合せたようなもの、これこそがリバーシブルと呼ぶのにふさわしいものです。


この珍品を生かすも殺すもあとはジュエリー製作者、デザイナーの腕次第。

一粒で二度美味しい、二倍楽しめるジュエリーを製作できるかどうか、アイデア次第です。

このオパールをもっとご覧になりたい方、
こちらからどうぞ。



風が冷たい今日のゴールドコーストです。




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2008年09月25日

立体感と透明感 。。。

ブラックオパール

素晴らしい色。

表現されるどの色も、とても純色に近い透明感。

そしてそれらの色が創り出す立体感。


あくまでも二次元の世界でお伝えしなければならないのは静止画像の宿命。

その透明感や立体感を、眼で見たとおりに画像に収める、これほど難しいことはありません。

ネットを通じてご購入いただく方々の99%が、到着後のコメントとして「実物の方が(ネットの画像より)キレイ!」とおっしゃっていただくのは、この透明感と、折り重なる色合いの立体感の表現力に差があるからなのかもしれません。

今日のオパールも、とても透明感のある美しいブラックなのですが、やはり実物を手に持って比べてみると ・ ・ ・ ・ 。


人間と同じように、オパールにも写真写りの良いオパール、悪いオパールというのが存在します。

肉眼ではすごくキレイなのに、どう撮影してもその美しさの2割も伝えられない、そんな写真写りの悪いヤツがいるんです。


北海道から沖縄まで、

オパール持って、皆さんに見せて歩きたい。

そんなジレッタイ気持、

わかってください。

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小春日和のゴールドコーストです。




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2008年09月23日

警察の役割とは???


弊社直営店の道路を挟んで向かい、すぐそばに新しく警察署が出来ました。

近くに警察があるなんて、防犯上とても好ましいこと、のハズなんですが、オーストラリアではちょっと事情が違うようです。

そんな警察とのちょっとしたやり取り、そんなお話を今日はご紹介します。


主役は南米、コロンビアからやって来た留学生の女性。

突然やって来た彼女が言うことには、銀行のATMでお金を下ろそうとしてカードを入れたんだけど、どうやら操作を間違えてしまいATMに入ったままカードが戻って来なくなっちゃった、という話。

オーストラリアに来たばかりで知り合いもいず、運悪く小銭すら財布には残っておらず、そしてその日は土曜日。銀行は月曜日まで開きません。

どうしようもなくなった彼女は、仕方なく腕時計を売って何とかしようと、弊社にやって来たようでした。

もちろん質屋さんじゃない弊社には、腕時計を買い取ることは出来ません。

でも何かできる事が無いか?

そう、困った時は、、、


「お巡りさん!!」


彼女を連れ、開業(?)ホヤホヤの警察署へ。

受付にどっしり腰を落ち着けた女性警察官の姿が、

彼女の窮状を訴え、何かしてあげられないか話すことしばし。

その女性警察官の口から出た言葉は!?


「そんなことするために警察があるんじゃない!!警察官がいるんじゃない!!
キ~ッ!!!」


「・・・・・・」


何が気に障ったのか、まるで犯人に向かうように声を荒げたその警察官。

虫の居所が悪かったの?

私たちが何か悪いことでも??

それとも、これが普通???


そんな目つきの鋭い警察官を尻目に、警察署を後に。

ちょうど前にいた男性警官に同じことを話し、助けを求めると、

「してあげられることはあんまり無いけど、時計買ってくれるお店を紹介してあげるよ」

そんな優しい一言。

でも、教えてくれるだけで、そこまで車で送ってあげるとか、バス代を貸してあげるとか、そんな話にはなりません。

小銭すら持ってない彼女ですから、そのお店まで歩けってコト??


お金は貸さない主義(貸すときは、あげるもんだと思ってやる)の私ですが、6ドルをバス代に彼女に渡してあげることに。

「月曜日にはお金が送られてくる(コロンビアの親御さんから)んで、必ず返しにきます。」

そんな言葉を残して、彼女は腕時計を売りに出かけていきました。


日本の警察なら違った対応をするんじゃないでしょうか?

確かにこちらの警察は冷たいというか、余程のことじゃないと動いてくれないとか、そんな経験から来る実感を持っていました。

でも、、、?

世界中からいろいろな国の人たちがやって来るゴールドコースト、観光地のゴールドコースト。

もう少し対処の仕方があるんでは?

日本の交番制度を中心とした警察のあり方と、あくまでも犯罪、それもある程度凶悪な犯罪に特化したオーストラリアの警察システム。

困った時に頼りになる“お巡りさん”。

そんな存在がココにも必要。


立派な地下駐車場があるのに、道路脇の停止ゾーンを独り占めしてるパトカー。

庶民は停めるとこ無くて困ってるのに ・ ・ ・ ・ 。

そんな小言も出ちゃう今日この頃です。


強烈な日差しと、心地よい風がちょうど良いゴールドコーストです。




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2008年09月20日

質?、大きさ?それとも??

ブラックオパール
あるものに惹かれたり、選ぶ場合の基準は人それぞれ。

宝石もまさにそのとおりです。

色合いを重視するのか、それとも輝きなのか?

質なのか、はたまた大きさなのか?

それとも ・ ・ ・ ?


もちろん色合いも輝きも、そして質も大きさも、全てがまさに最高のものであれば一番なのでしょうが、自然が創り上げたもの、そんなに上手く全てが揃うことはまれ。

揃ったとしても、当然最高級ということはお値段も ・ ・ ・ 。


単純に宝石としての価値を考えた場合と、身に着ける宝飾品としての選び方に違いが出てくるのもこれまた当然。

特にオパールのように色や表情に限りないバラエティがある場合、どんなものを選ぶかは人それぞれですし、サイズもお好みは様々。


今日ご紹介するこのブラックオパール。

9.8カラットと、とても大振り。

ただご覧のとおり、砂の粒が1、2、3、4箇所ほど、内包物として残ってしまっています。

その分、質はどうしても低下してしまいます。

と言うことは、当然お値段もお安め。

大きさ優先の方にはピッタリ。


アメリカのお客さまは、何よりも大きさにこだわる方が多いような気がします。

少しくらい色合いが気に入らなくとも、チョッとくらい輝きが弱くても、大きければOK!


とにかく大きさ。

少しでも大きく見えるもの。

そんな方にはお薦めのオパールです。


“十の字”に並んだ砂。

見方によれば“南十字星が!”なんて言えるかナ?


自然は偉大です。

宝石としての欠点も自然の恵みであることに間違いなし。

そんな風に思いませんか?


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青空広がる、今日のゴールドコーストです。




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2008年09月18日

幼き日の夏の想ひ出 。。。


日本は、そろそろ残暑もおさまってきた頃でしょうか?

暑い夏は苦手ですが、やはり夏の終わりというものは今でもちょっと寂しくなったりします。

これから夏を迎えるゴールドコースト。

そんな季節に見た、昨日の夢のお話、聞いてください。


私の両親は、ふたりとも東北の同じ県出身です。

遡ること、もう35,6年ほど前。

夏休み、お盆の時期になると、家族4人で車に乗り込み、夜の国道4号線(まだ東北自動車道が完成してなかった頃です)を両親どちらかの故郷、私にとって田舎と呼べるところ、へ向かうのが例年の楽しみでした。

母親の生家の裏には川が流れ、その向こうに広がるのは里山、里山、そして里山。

この川で遊ぶのが何よりの楽しみ。

現在のように人口の護岸など無く、あるのはあくまでも自然が創り出してくれた姿。

ちょっと気を抜くと足を取られそうな早瀬。

岩盤を流れ落ちる小さな滝。

緩やかに、どこまでも青く、渦を巻く淵。

その川のどんな部分も、驚きと感動の宝庫でした。

ある時、叔父に連れられて行った魚とり。

網を使うでもなく、ヤスで突くわけでもなく、針で釣上げるのでもない。

道具は一本の大きなハンマー(玄翁)。

川のアチコチに転がる岩に、この大きなハンマーが振り下ろされると、音と火花が響き渡り、運が良ければ岩の下に隠れていた魚が気絶して浮び上がってきたものでした。

手渡されたハンマーの重さに負けじと何度もやってみますが、魚は浮かんでこず、中途半端な衝撃はただ岩を砕き、手をしびれさせるだけ。


川のせせらぎと響き渡るハンマーの音。

そしてセミの鳴き声。

青い空。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

そんな、音も、色も、匂いも、顔を流れる汗の感触も、全てがよみがえってくるような、そんな夢を見ました。

なぜ、突然そんな夢を見たのか?

わかりません。


もう40後半に差し掛かると、時おり子供の頃に無性に戻りたくなる時があります。

なんにでも感動できたあの頃。

あの気持、忘れないように。


幸い私の場合、オパールに囲まれ、自然の造形に見入ったり感動したりするチャンスは多い方なのかもしれませんね。


あの川も今ではすっかり人の手で川相はおとなしくなり、まわりの里山も姿を変えてしまっているでしょう。

川でハンマーなんて持ってたら、あっという間につかまっちゃう時代かも。


オパールにもオーストラリアにも全く関係ない、超私的な本日の話題、お許しください。



はっきりしない、今日のゴールドコーストの空です。




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2008年09月14日

ブームの終焉 。。。


過去、何年も続いたゴールドコーストの不動産ブーム。

そろそろ終焉の声も聞かれるこの頃ですが、先週明らかになったひとつの事件が、確実にひとつの区切りになるのは間違いなさそうです。


ゴールドコーストに2年くらい前以前にいらっしゃった方であれば、“Raptis (ラプティス)”という響きに覚えがあるのでは?

現在は取り壊され、再開発中ですが、“Raptis Plaza (ラプティス プラザ)”というショッピングコンプレックスがサーファーズ・パラダイスの中心にありました。

この“Raptis”というのは、ゴールドコーストを中心に事業を展開してきた開発業者の社名、そして創業者の名前。

サーファーズ・パラダイスはこの会社に所有されているんじゃないか?そんな風に思っちゃうくらい、たくさんのビルを建て、ホテルを所有していました。

ゴールドコーストインターナショナルホテルも、シェラトンミラージュもRaptisのもの。

シェブロンルネッサンスも、弊社の直営店が入っている ザ・フォーラムもこの会社の手で開発されたものです。

街中には、自社で開発した不動産を販売する店も持ち、“Raptis”という文字はいたるところで目にすることが出来ます。

そんな良くも悪くも、この街の発展に寄与してきた会社。

先週、債務超過が発表され、管財人の管理することとなり、証券取引所から取引停止が発表され、建築中の不動産を差し押さえられ ・ ・ ・ ・ 、 もうほとんど倒産寸前の状態に。

現在開発中の物件で働く工事関係者や、返済のために売りに出されたシェラトンミラージュの従業員たちは大騒ぎ。

創業者であり、代表であるRaptisさん個人の家や資産も売りに出されたようですが、はたして借金を返済して、またこの街の名士として登場できるのか?

疑問です。

負債の総額が、600億円とも、1000億円とも言われ、ずっと株主や市場に負債を隠してきたその体質も問題。

サーファーズ・パラダイスの真ん中で建設中のヒルトンホテル。

これもRaptis。

どうなるんでしょうか?


これまでの30年間、ゴールドコーストの不動産市場を作り上げてきた、そしてブームを牽引してきた会社の破綻。

時代は変りつつあります。


良い天気のゴールドコーストです。




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2008年09月12日

いちばんの人気者 。。。


オーストラリアを代表するエンターテイナーと言えば?

誰を思い浮かべますか?


BRW(Business Review Weekly )という雑誌が調べた、昨年度(2007年7月~2008年6月)のオーストラリア出身芸能人の収入が、先日発表されました。

日本でも、芸能人高額納税者ランキングなんて今でもありますよね。

オーストラリア出身の芸能人?

誰が浮かびますか?

俳優では、メル・ギブソン?それともニコール・キッドマン

歌手では、上の写真のオリビア・ニュートンジョン

それとも、メン・アット・ワーク(どっちも古すぎ!)?

でも、発表された“昨年稼いだ芸能人”トップ10には、これらの有名人たちは入っていません。



それではトップ3だけでもご紹介しましょう。



【稼いだ芸能人 第3位】



暴れん坊、ラッセル・クロウ

昨年もいろいろ事件がらみで話題は尽きませんでしたが、やはり俳優として今、いちばん乗ってるんでしょうか?

ちなみに同額で 、これまた俳優のヒュー・ジャックマン





【稼いだ芸能人 第2位】



オーストラリア人にとって永遠のアイドル、カイリー・ミノーグ

乳がんを克服し、世界ツアーをやり遂げた結果だそうです。






そして栄えある第1位は、




“The Wiggles (ザ・ウイグルス)”。




???






きっと多くの日本の皆さんは、「だれ?」、「知らない!」。

でも、ちょっと派手派手なこの方たち、昨年45ミリオン豪ドル以上を稼ぎ、何と4年連続の1位。

ご存じない方のために、このウイグルスというグループ、お子さま方に大人気!

日本でいえばガチャピンとムック(ちょっと違うか)?

それとも、NHKの歌うお姉さん、お兄さん(お母さんといっしょ)?

子供向けの歌を歌いながら、ダンスダンス。

テレビの前の子供たちは、いつの間にか彼らのトリコ。

ダンスダンス。

日本ではまだまだ知名度は低いと思いますが、オーストラリアだけでなくイギリスやカナダ、アメリカと、世界で一番人気のある幼児教育(?)グループだそうです。

オーストラリア人で知らない人はひとりもいないくらい。

ノベルティや関連商品を含めると、彼らのオーストラリアへの経済効果は軽く見るわけには行きませんよ。

彼ら以外にも、Hi - 5という、やはり子供向けの歌を歌うグループが、ラッセル・クローたちに肉薄する第5位だったり。。。

オーストラリアは子供パワー全快です。


日本との違いを感じませんか?

出生率にも関係しているのか?


でも、私の中のいちばんは、、、

いつまでもオリビアです。ハイ。



気持ちの良いゴールドコーストです。




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2008年09月11日

MT. SURPRISE 。。。(2)


そんなこんなで井戸に降りたジョーが目にしたものは!?


確かに青く光るものが!

静かに底に降りたジョー。

井戸は思ったより水が少なく、今や青く輝くものは手を触れることが出来るほど目の前に。

間違いなくオパール!

確信を持ったジョーは、さっそく水をかき出す作業を始めます。

徐々に姿を現すオパール。

思ったよりも大きく、大部分が埋まっている状態でした。

注意深く底を掘り進んでいくジョーが目にしたのは、青だけでなく、まるで太陽のような赤を持った輝く塊。

それだけではありません。

その原石を取り出した下から現れたのは、真っ赤な15センチ台のオパールの丸い原石。

結局その日ジョーが採掘したのは、1.5メートル、14キロにも及ぶオパール。

経験の浅いジョーには、その価値が全く想像もできません。

でも、これが世界最大のオパール発見のほんの始まりでした。


その後、帰ってきたビルが驚いたのはもちろん、自分の過ちを認めジョーに謝罪したのも言うまでもありません。


マーケットの確立していないボルダーオパール。

採掘されたものを売ることにも当初は苦労した二人でしたが、次々と出てくる素晴らしい原石にマーケットが注目するまでにそれほど時間はかかりませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドイツ人がこの井戸も埋めてしまっていたら?

もしジョーがおとなしくビルの言うことを聞いていれば?

ジョーが先に戻ってこなければ?


この世界最大級のオパール鉱区は、未だ見つかっていなかったかもしれません。


現在このエリアは“Mt. Surprise”、驚愕の山と呼ばれています。

ジョーは1960年代に亡くなるまで、ボルダーオパール採掘の中心人物として採掘を続け、亡くなった後も伝説としてオパールの歴史に刻まれています。


追記;この鉱区は第二次世界大戦が終了するまで、誰も採掘権を申請していませんでした。でも、人々はジョーとビルの発見を尊重し、二人をこの鉱区の採掘権の持ち主として認め、誰も横から入り込もうとしなかったそうです。現在ではとても信じることの出来ないことです。



今日も良い天気のゴールドコーストです。




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2008年09月10日

MT. SURPRISE 。。。

宝石の世界には、いろいろな伝説や物語があるのはご存知のとおり。

子供がおはじき代わりにしていた石がダイヤモンドだったり、トラック運転手が酔っ払ってつまずいたのがまたまたダイヤモンドで、それを売って家を建てた話、、、。

特にダイヤモンドにまつわる話は良く聞かれますが、もちろんオパールをめぐっての伝説、逸話もイロイロあります。


今日は、そんな逸話の中で、ボルダーオパールにまつわる話をご紹介します。


時は新しい世紀を迎えようとしている1890年台の末。

ブラックオパールと同じように、ボルダーオパールの存在自体はそれなりに知られてはいましたが、まだマーケットが確立されていない時代。

それでも主にヨーロッパからの移民たちによる、細々とした採掘が始まった頃のお話です。

ドイツから一攫千金を求め、はるか世界の果てオーストラリアまでやって来た男がいました。

何もない赤い原野を相手に、コチラへうろうろ、アチラをうろうろ、いつか見つかるであろうオパールを求めて過ごすこと数年。

それでもめぼしい成果がなく、資金も意欲も尽き、すっかり痩せこけた身体を引きずりつつ、その男が去っていったその場所が物語の舞台です。


登場するのはこの物語の主役ジョー。

オパールの知識も、まして採掘の経験も乏しいこの若者ジョーと、経験も知識も豊富な年上、それもずっと年配のビル。

この二人がなぜ組んでオパール採掘をするようになったかはわかりません。

体力の衰えを日々感じるようになったビルが、自分の後継者を育てようとしたのか?

それとも何も知らない若いジョーをダマクラかして利用しようと考えたのか?

あるいは???

とにかく、この老若二人組みが、同じ夢を抱いてやって来たのが、先のドイツ人が去っていった鉱区でした。

几帳面なドイツ人は、その鉱区を去る際に掘った穴を全て埋め直していったのですが、たったひとつだけ残されていた穴がありました。

経験豊かなビルは、「きっと井戸として使っていた穴だろう」と単純に考えたのは当然。

確かに穴の底には水の気配が。

でも、何も知らない無邪気なジョーは、その井戸の底に青く輝く光を見たような気がしたのです。

もちろん、そのことを大先輩のビルに言えるわけもなく、井戸のことは忘れて、毎日過酷な環境の中でオパール探しを続けていました。

ところがある日、ふと井戸のことが気になったジョーが、もう一度底を覗いて見ると、確かに青く光る何かが!

意を決してビルに話をしてみることに。

「そんなの気のせいか、青いビンでも沈んでるんだろう。そんなとこにオパールがあるはずない。俺が保証するよ。」

「無駄なことしないで、井戸はそのまま放っときナ!」

帰ってきたのはそんな答えでした。

井戸はそのまま放って置かれ、ビルの言うまま他の場所で一生懸命オパールを探すことで数ヶ月が過ぎていきました。

でも、残念ながら、コレといった結果の出ない二人、そして資金もなくなりつつあった二人は、3ヶ月以内に戻ってくることを約束し、資金稼ぎのための仕事を探しに、それぞれ別の方角に別れたのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仕事にも就け、資金も稼ぐことが出来た若いジョーは、年齢のためになかなかコレといった仕事が見つけられなかったビルよりも一足早く自分達の鉱区へ戻ってきました。

前に見た井戸の底の青い光が、この3ヶ月間頭を離れなかった彼。

信じようとしないビルのいぬまに確かめてやろうと、井戸の中へ降りてみることに。

少しずつ井戸の底に溜まっている水面に近づき、はるか頭上の空から差し込む光を遮らないように自分の体勢を変えた瞬間!!

?!?!?!?!!!!!。



ちょっと長くなってしまったので、つづきは明日。。。


陽射しが強烈な、夏のような今日のゴールドコーストです。




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2008年09月08日

Mediterranean Blue 。。。

ボルダーオパール

キレイなブルーでしょ。

オーストラリアの空の色?

それとも、夏の濃すぎない地中海(Mediterranean)の色?

紺でもない、碧でもない、藍でもない、蒼でもない、、、

“青”、もしくは“空色”。。。


先日ちょっとご紹介したWINTON産のボルダーオパール。

その中でもブルーの色調がたまらない(個人的にですが)1点。

深いブルーも魅力的ですが、こんな淡い色合い、それも白っぽく抜けていない色合いには、きっとどなたも心惹かれるはず。

長径で約4センチ、65カラット以上と、サイズも大きく、それでいて母岩の露出がほとんどない、たいへん美しく上品な雰囲気。

同じ母岩から研磨したものと一緒に並べてみると、視界がパッと明るくなるような、そんなオパールです。

このオパールをもっとご覧になりたい方、
こちらからどうぞ。




このオパールのような青空広がる、今日のゴールドコーストです。




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2008年09月06日

こんなん出ました 。。。

ボルダーオパール

久しぶりにサイズをキープすることが出来た、クリーンフェイスのボルダーオパールです。


WINTON産のひとつの原石から、注意深く磨きだされたブルーのとても美しいオパールです。

いちばん大きなもので120ct以上。

母岩がそれほど宝石面に出ていず、コレだけの大きさを保てるボルダーオパールはなかなか希少です。

写真撮影をして、サイト上でご紹介します。


今日はビーチで寝転んでいたい様な素晴らしい天気です。




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2008年09月04日

鉱山で買うと安いのか???


「鉱山まで行ければそこで買うんだけどねぇ。」とか、「鉱山で買ったほうが安いんでしょ?」

そんなことおっしゃる方が時おりいらっしゃいます。

本当に鉱山で買うと安いのか?

どう思われます?


初めに答えちゃいましょう。

答えは、


「NO!」、「否!」、「いいえ!」、です。


例えばブラックオパールの産地“ライトニングリッジ”でも、訪れる観光客向けにオパールを販売しているところはもちろんあります。

店を構えている人もいれば、写真のように自宅の軒先で売っている人も。


さて、皆さんがそんなお店や軒に出向かれたとします。

そこで目にするのは、ほとんどが低品質な天然オパールか、あるいはトリプレットやダブレットなどの貼りあわせ。

上質のオパールはいつまでもライトニングリッジにはとどまらず、あっという間に業者の手に渡り、カットされ、磨かれ、そして鉱山からはるか離れたところで皆さんの目に触れることとなります。


それからお値段。

何てったってマイナーはガメツイ人ばかりです。

“ガメツイ”というのは適切な言葉ではないかも知れません。

でも、高騰する採掘経費をまかない、自分で掘った、それこそ血と汗のたまものを手放す、ついつい欲が出るのは当たり前。

そこで、皆さんが観光客で業者ではないとわかると、ついついお値段も吹っかけたくなる、そんな気持わかってあげてください。

磨かれたオパールではなく、原石を、それもある程度の量をまとめて買うのであれば、掘り出し物に出会うこともあるかもしれませんが、ひとつふたつ買うのであればそういうことはほぼ皆無。


もちろんコレまでもご紹介してきたように、イロイロ雑多な人間が集まる欲望の世界。

悪いことたくらむヤツも。

特に“ギリシャ人”。

ギリシャ人に恨みはありませんが、オパールの世界でも、サファイアの世界でも、なぜか評判が悪く、嫌われちゃってるのはギリシャ人。

商売に対して、お金に対して貪欲すぎるのか?

悪いヤツ ⇒ ギリシャ人

そんな方程式も成り立っちゃうくらい (この逆、ギリシャ人 ⇒ 悪いヤツは成り立ちませんよ)。


そんなこんな、いろいろ理由は挙げられますが、鉱山に行っても決して“良いものを、とてもお安く、破格値で買える”なんてことありません。


どんな宝石でも同じでしょう。

掘る人、磨く人、売る人、それぞれが何らかの価値をその宝石に付加することにより、より美しく素晴らしいものになっていく、それが宝石です。


ちなみに写真のお爺ちゃんは悪い人ではありません。


今日は大荒れの天気です。




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2008年09月01日

オーストラリアの食シリーズ(13)


どうして今までご紹介しなかったのか?

ゴールドコーストでステーキと言えば、ココしかないでしょ。

今回はステーキの巻、です。


初めてゴールドコーストを訪れた20年以上前から、ステーキハウスの代名詞のような存在だった老舗のこのお店。

しばらくぶりに行ってきました。

注文はこのお肉屋さんのようなショーケースで、まず好みの肉を選ぶことから始まります。

焼き方、そしてソースを指定し、後はテーブルで出来上がりを待つのみ。


ビール飲みながら、まずは最初に焼きあがってきたBBQソーセージにかぶりつくと、、、


口の中はもう天国!!

この店特製、もちろん手作りのソーセージは、日本ではなかなかお目にかかれない旨み満載の超おすすめ。

コレだけでゴハン3杯はいけちゃうね、ウン間違いない。


そしてやってきました主役。今回は T ボーン、あえてウエルダンで。

ちょっと焼き加減が微妙だったけど、夢にまで見た憧れの T ボーン、それも450グラム、不味いわけがありません。

思わず、「ウエルダーン♪」(失礼)。


普段は、こまごまと数多く注文する当店スタッフたちも、今回ばかりは肉のボリュームに圧倒され、品数は控え目。

でも全員満足したはず。

ただ、健康志向の最近の傾向なのか、ソースの味が薄口になったような気が。

そこで登場したのが、コレ。


日本が世界に誇る“お醤油”。
もちろん持参。

チョビッとたらすとより美味しく(お店の皆さんごめんなさい)。


ひたすら肉に没頭することしばし、完食。

もう満腹、食べれません。

でもしっかりデザートは食べる、別バラな女性陣、恐れ入ります。

ボリューム満点のステーキ。

オーダーは控え目に。


Cav's Steakhouse & Butchery
30 Frank Street, Labrador, QLD 4215
Phone: 07 5532 2954

サーファーズ・パラダイスから海沿いを北へ、車で約15分。
道路の左側にこの方たちが待ってます。


コスチュームは時期により変ります。
今はオリンピックバージョン。


曇り空のゴールドコーストです。




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