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2008年07月03日

宝石からウイスキーへ 。。。

ブラックオパール

もう7月。

七夕が来て、梅雨が明けて、そしてアスファルトとろける夏ですね。

今日は季節が逆の南半球、しかもここゴールドコーストより南極に近い(寒い)ニュージーランドの彼のお話です。


ふらっと店に入ってきた一人の男性。

真剣な眼差しでオパールを見つめているのですが、どこか嬉しそうな表情。

同じ匂いを感じた彼の首には、大きな緑のペンダント、それも彫刻されたもの。

そのペンダントに言及してみると、とても嬉しそうに、

「自分でカービング(彫刻)したヒスイだよ。」

そんな答えが。

先住民族マオリの様式を取り入れたそのペンダントは、間違いなくニュージーランド産のネフライト。

「もう30年もカービングしてるんだ。」

彼はニュージーランドから休暇にやって来たアーティストでした。

買い物好きな奥さんを自由にさせて、その間、自分は大好きなオパールを見て廻っているんだそう。

それから小一時間、マニアックな宝石の話、オパールの話、そして彼の風変わりな経歴の話が。

宝飾用にヒスイの彫刻をし、より大掛りな彫刻やスカルプチャーも制作し、そして絵もこなす彼は、その化学的な宝石知識もとても豊富でした。

オーストラリア産とメキシコ産オパールの含有水分の差について語り、合成オパールの話を聞き、仕事や作品についての話を聞き、同じ宝石好きでも違った角度、視点からの話をいろいろしてくれました。

そんな彼、最近はヒスイを使ったアクセサリーなどがあまり売れなくなり(観光客、特に日本人が減ったからだそうです)、苦慮した末に選んだ転職がなんと、ウイスキー作り。

宝石からウイスキーとは!?

絵画からウイスキーとは?!

もともと化学的な知識が豊富な人のようで、自分で原料の選定から、蒸留、そしてスコットランドから運んできた樽に詰めるまでをシンプルな昔ながらの方法でやっているんだとか。

最近やっとウイスキーに最適なアロマを見つけ、スモークの方法もわかり、彼のウイスキー作りも本格化したそうです。

日本流に言えば地酒と呼ぶのがふさわしいような、小規模限定生産の彼のウイスキー。

もちろん日本やオーストラリアでは飲むこと出来ません。

今度ニュージーに行った時には是非彼の蒸留所を訪れ、味見をさせてもらう約束。

転職もいろいろあるけれど、プライベートブランドのウイスキー作りとは、ニュージーランドを感じたお話でした。

そんな彼がほれ込んだのが写真のブラックオパール。

「コレだけのブラックオパールを持っているお店もあんまり無いね。」

そんな嬉しい一言を残して、奥さんの所へ戻っていきました。

いろいろな人たちとの出会いがある、これもこの商売の魅力です。



このオパールをもっとご覧になりたい方、
こちらからどうぞ。





空は真っ青。澄み切った今日のゴールドコーストです




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