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2007年11月28日

Emperor's Regret ( 天皇の後悔 )。。。

こちらの新聞の片隅に掲載されていた表題のニュース。

自然や環境に対しての“ナイーブ”さと、天皇という存在に対する複雑な気持が混ざり合ったオーストラリア人の心にも、何かしらのものを植えつけたでしょうか?



ご存じない方のため記事の大筋を。

今の天皇がまだ皇太子だった1960年。

食糧にしようと、天皇ご自身がアメリカから持ち込んだのが写真の魚“ブルーギル”。

その後、大いに日本の環境になじんだ彼らは大繁殖、琵琶湖やその他の日本中の河川に生息域を広げ、ワカサギやコイ、フナなどの固有種を駆逐してしまう勢い。

同じく問題になっている“ブラックバス”とともに、害魚としてその駆除に追われているところも多くあるようです。


そんな現状をもたらした自分自身を、天皇が後悔し、そのことを公の場で発言した、という記事。


こうした外来生物の問題は、この記事の魚だけでなく、他の生物でも多々あるでしょうし、もちろん日本だけではなく、こちらオーストラリアも多くの同様の問題を抱え込んでいます。


以前、“ウサギ”についてご紹介しました。

それだけではなく、中東から移入された“ラクダ”。

世界中から持ち込まれるいろいろな植物。

そしてペット。


今では外来生物の持込にたいへん神経質なオーストラリアですが、過去には戻れません。

コアラやカンガルー、ウオンバット、そしてカモノハシなどなど、独特の生態系をもつオーストラリア。

長い間、自然が維持してきた微妙なバランスの上に成り立つこの生態系。

壊すのは簡単ですが、戻すのは容易ではないことは簡単に想像できます。


でもいちばん大きな問題をもたらしているのは、、、、

人間そのもの。


私たち人間が、生態系にとり一番の害人なのかも。


天皇だけでなく、オーストラリア人も日本人も、そして他のどの国の人も、後悔だらけ。


だからといって活動を止めることの出来ない人間。


せめてこのあたりで自然と上手く妥協していく、うまくかかわっていく方法を見つける必用がありそうです。


(うゎ~、ちょっと評論家みたいなこと偉そうに書いてしまいました。
ご容赦を。。。)


心地よい今日のゴールドコーストです。




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