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2006年05月06日

幸せな結末。

Beautiful Boulder
今日はオパール採掘にまつわるお話をひとつ。

1800年代も終わりにさしかかっていた頃、ここゴールドコーストから西へ1000キロほど内陸に入った、Yowahという街での出来事です。


一攫千金を求めてオパール採掘にやってきた、Mackenzie、McDonald,そしてMcLeodという3人のスコットランド人がおりました。


彼らはそれこそ金持ちになる夢をいだき、毎日、一生懸命オパールを求めて、掘り続けていました。


ですが、出てくるのは質の低いクズばかり。

あきらめの気分が3人の間にも漂い、争いの絶えない日々が続いたのです。


ある日、これまで掘っていたところよりもっと深く掘ってみよう、と誰が言い出したかわかりませんが、あきらめる前に、ダメもとで3人はより深く掘り進んで行きました。


その日、それまでの苦労は報われました。

上質のボルダーオパールの層が、それも大きな規模で、3人の目の前に現われたのです。


一夜にして彼らは、望みどおり大金持ち、『Opal King』となったのです。


使っても使っても減らない、有余るお金。

お酒も好きなだけ、それこそ好きなだけ飲めるようになりました。


彼らが夢見ていた生活。はるばる遠いスコットランドから不毛のオーストラリアへやってきた、3人が望んでいた結末でした。


しかし、それもそう長くは続かなかったようです。

好きなだけ、あびるようにお酒を飲んでいた3人は、夢がかなってからそう日にちがたたないうちに、3人とも死んでしまいました。


その晩、3人が飲んでいたお酒が原因と、今では伝えられています。

質の悪い、粗悪なものを飲んでしまったのでしょう。


彼らの計画の中には、この結末は入っていなかったことと思います。


3人は、そろって同じ墓に埋葬されました。

『Sandy Creek』という、まさしくオパールフィールドのそばに。


最後は決してハッピーエンドではありませんでしたが、一攫千金の夢を果たし、オパール採掘の歴史に名を残した3人は、幸せだったのかもしれません。




ひとつひとつのオパールには、隠された歴史、ドラマがあります。




晴天のゴールドコーストです。

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