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2006年04月26日

オーストラリア流事故処理。

Police
2ヶ月ほど前に事故にあってしまいました。

日曜日の午後7時半くらいでした。

停車中の車列の最後尾に止まっていたところを、後ろから追突されてしまったのです。

急ブレーキの音が後ろから聞こえたとたん、結構な衝撃を感じました。

幸いハンドブレーキを引いてあったので、そのまま前の車に衝突することはなかったのですが、おそらくかなりのスピードで衝突されたらしく、予想もしなかったことに何が起こったのかしばしの茫然自失状態。

車を降りて見ると、後部の左側が大きく破損していました。

衝突してきた車は15mほど先に停車し、若い、おそらく20代前半の男性が降りてこちらへ歩いてきます。

まず彼に聞いたのは、何でそんなにスピードを出していたのか。

衝撃と破損状態を見ると、どう考えてもかなりのスピードで突っ込んできたとしか思えなかったのです。

その若いドライバーはしきりに『Sorry』を繰り返すばかり。

車を脇に寄せ、まずは相手の免許証を預かり、詳細をメモに書き留めたところで、警察に連絡しようとした時、事故を見ていた一人の中年の男性が近寄ってきました。


『事故の状況は全部見ていたから目撃者になってあげる。』と名前と連絡先を教えてくれたのです。

その方(仮にSさんとします)は、たまたまメルボルンからホリデーに来ていた人でした。

そこでSさんがこっそりささやきました。

『彼(追突してきたドライバー)は酔っ払ってるから、警察には連絡しない方が良いよ。』

確かに若いドライバーを見ると、ちょっとふらふらしている。そして、そばに寄ると明らかに酒臭い。

Sさん曰く『警察に連絡して彼が酒酔い運転ということになると、彼の保険がきかないから。』。

つまり彼の入っている保険会社に事故の損害を請求できなくなる、そんな話でした。


日本での場合は、ご存知のとおり、保険請求のために警察の事故証明が必用だったと思います。そんなことが頭にあったので、ちょっと戸惑ったのですが、Sさんの言うことに間違いないような気がして、警察に連絡するのはやめました。


結局、レッカー車がすぐにやってきて、そのレッカー屋の人が双方の詳細、保険会社等々を記録し、車をその場で引き渡しました。


その後、いろいろな人に話を聞いてみると、
オーストラリアは当て逃げが多く、今回は逃げられなくてラッキー(?)だったこと。
相手方ドライバーが保険に入っていたのもラッキー(?)だったこと。
保険に入っていないと、あるいはSさんがアドバイスしてくれたように、酒酔い運転での事故で保険をキャンセルされると、損害を請求してもすべて支払ってくれるとは限らないということ。
保険がきかない状況での損害賠償請求は、裁判を起して長い年月を掛けて争わなければならないこと。


Sさんのアドバイスに従って良かった、ということになります。


もしオーストラリアで事故にあってしまったときには、どうぞご注意を。



昨日、修理の終わった車が戻ってきたのですが、キズや汚れが納得できず、もう一度、工場にに戻したところです。

修理期間の長さも、こうした細かいところの不備もオーストラリア流。

あまりいらいらせず、のんびり考えていきます。


今日のゴールドコーストは、雲ひとつない青空、快晴です。

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