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2006年04月29日

公共交通の安全性。

悲しい事故が続いています。

オーストラリアでは事故が続いています。

火曜日にタスマニアの金鉱で起きた落盤事故。

3人の鉱夫が生き埋めになり、残念ながらひとりの死亡が確認されましたが、残る2人の消息は今だわかりません。

つづいて昨日起きたヴィクトリアの列車とトラックの事故。

2人の方が亡くなり、40人以上の負傷者がでる痛ましい事故になってしまいました。


今回、トラックと衝突、脱線したこの列車。

昨年末に運行を開始したばかりで、時速160キロの最高速度と豪華な内装が売り物の新型車両でした。

どういう状況でトラックと衝突してしまったかは現在調査中のようですが、160キロの速度で2人の死者のみというのは不幸中の幸いなのかもしれません。


日本に出張すると、新幹線に乗ることが多々あります。

あれだけの速度で、あれだけの客車(今回のオーストラリアの事故列車は2両編成でした)、そして乗客を乗せて走る新幹線。

時おりぞっとすることがあります。

皆さんは考えたことないでしょうか?

なぜ自動車、せいぜい時速100キロ程度で走る自動車はシートベルトが必要なのに、300キロで走る新幹線にはシートベルトがないのか???

確かに日本の鉄道制御技術は世界最高といわれています。ですが、記憶に新しい福知山線の事故のように、人的な要素は器械では制御できません。

あるいは、もし、新幹線が走行中に地震が起きたら。

そんなことを考えてしまうのは心配しすぎでしょうか。


航空機の事故や列車事故に比べ、自動車事故による死者や自殺者の数のほうが多い、といういいわけじみた話も良く聞きます。

公共交通である以上、ひとりの犠牲者も出さないような万全の対策は行って欲しいものです。


今日は、航空機や新幹線がちょっぴり怖い、臆病な私のボヤキでした。


晴天のゴールドコーストです。

2006年04月28日

ブラックオパールらしさ。

ブラックオパール
いわゆるブラックオパールとは?

ブラックオパールの定義には業界内でも、いろいろ意見があります。

また、オーストラリアと日本の間でも少々違ったとらえ方をしている場合も見受けられます。

ライトニングリッジで採掘されるブラックオパールは、ほとんどが黒い原石の間に挟まって、あるいは卵の黄身のように、その中に埋もれています。

この黒い原石(これを“ポッチ”といいます)を伴って研磨されることからブラックオパールと呼ばれている、これが一番わかりやすい説明だと思います。

研磨されたブラックオパール全てにポッチがついているわけではなく、両面とも美しいリバーシブルタイプのものもありますが、おおむね研磨された裏面はポッチを伴っています。


このポッチが宝石面上にも黒い線、あるいは黒い塊のように見られることも多くあります。

こうしたポッチは内包物ということになるのですが、時にこのポッチが、そのオパールの表情に独特の個性を与えている、そんなこともあります。


今日ご紹介する写真のブラックオパールもそのひとつです。

オレンジ、赤、イエロー、そしてグリーン。

このオパールが表現している色合いを引き立たせるかのように、黒いポッチがとてもユニークな形で現われています。


ブラックやボルダーオパールは絵のように楽しむものだ、なんてことがよく言われます。

ルーペを使ってじろじろ見るのではなく、全体的な色合いを、あるいは表情を楽しむ。

まさに少し離れて見るからこそ、その素晴らしさがわかる絵画のように、ということです。


見る人の感性でいろいろな表情、景色が現われる、そんな不思議な魅力がブラックオパールにはあります。


今日のオパール。皆さんにはどんなふうに見えているのでしょうか?



このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ




少し雲の多めな秋晴れのゴールドコーストです。

2006年04月26日

オーストラリア流事故処理。

Police
2ヶ月ほど前に事故にあってしまいました。

日曜日の午後7時半くらいでした。

停車中の車列の最後尾に止まっていたところを、後ろから追突されてしまったのです。

急ブレーキの音が後ろから聞こえたとたん、結構な衝撃を感じました。

幸いハンドブレーキを引いてあったので、そのまま前の車に衝突することはなかったのですが、おそらくかなりのスピードで衝突されたらしく、予想もしなかったことに何が起こったのかしばしの茫然自失状態。

車を降りて見ると、後部の左側が大きく破損していました。

衝突してきた車は15mほど先に停車し、若い、おそらく20代前半の男性が降りてこちらへ歩いてきます。

まず彼に聞いたのは、何でそんなにスピードを出していたのか。

衝撃と破損状態を見ると、どう考えてもかなりのスピードで突っ込んできたとしか思えなかったのです。

その若いドライバーはしきりに『Sorry』を繰り返すばかり。

車を脇に寄せ、まずは相手の免許証を預かり、詳細をメモに書き留めたところで、警察に連絡しようとした時、事故を見ていた一人の中年の男性が近寄ってきました。


『事故の状況は全部見ていたから目撃者になってあげる。』と名前と連絡先を教えてくれたのです。

その方(仮にSさんとします)は、たまたまメルボルンからホリデーに来ていた人でした。

そこでSさんがこっそりささやきました。

『彼(追突してきたドライバー)は酔っ払ってるから、警察には連絡しない方が良いよ。』

確かに若いドライバーを見ると、ちょっとふらふらしている。そして、そばに寄ると明らかに酒臭い。

Sさん曰く『警察に連絡して彼が酒酔い運転ということになると、彼の保険がきかないから。』。

つまり彼の入っている保険会社に事故の損害を請求できなくなる、そんな話でした。


日本での場合は、ご存知のとおり、保険請求のために警察の事故証明が必用だったと思います。そんなことが頭にあったので、ちょっと戸惑ったのですが、Sさんの言うことに間違いないような気がして、警察に連絡するのはやめました。


結局、レッカー車がすぐにやってきて、そのレッカー屋の人が双方の詳細、保険会社等々を記録し、車をその場で引き渡しました。


その後、いろいろな人に話を聞いてみると、
オーストラリアは当て逃げが多く、今回は逃げられなくてラッキー(?)だったこと。
相手方ドライバーが保険に入っていたのもラッキー(?)だったこと。
保険に入っていないと、あるいはSさんがアドバイスしてくれたように、酒酔い運転での事故で保険をキャンセルされると、損害を請求してもすべて支払ってくれるとは限らないということ。
保険がきかない状況での損害賠償請求は、裁判を起して長い年月を掛けて争わなければならないこと。


Sさんのアドバイスに従って良かった、ということになります。


もしオーストラリアで事故にあってしまったときには、どうぞご注意を。



昨日、修理の終わった車が戻ってきたのですが、キズや汚れが納得できず、もう一度、工場にに戻したところです。

修理期間の長さも、こうした細かいところの不備もオーストラリア流。

あまりいらいらせず、のんびり考えていきます。


今日のゴールドコーストは、雲ひとつない青空、快晴です。

2006年04月24日

大型台風ふたたび。

Tropical Cyclon Monica
また大型の台風が発生しています。

3月20日のエントリーで、『“100年に一度くらい”の大型台風ラリー』についてお伝えしました。

ところが、100年に一度のはずが、また大型の台風、しかもラリーを上回るような大きな台風がやってきています。


最大風速、時速350Km。

日本的に秒速に直すと、なんと97.2m。

想像できますですか?

今回の台風は『Monica(モニカ)』なんて可愛らしい名前がつけられていますが、とても名前に似合わないオテンバのようです。

今夜半から明日に掛けて、オーストラリアの北部、ノーザンテリトリーの街、ダーウィンに近づくようです。


農作物や家屋に大きな被害をもたらした前回のラリーの記憶がまだ新しい今、ひたすら被害が少ないよう祈ることしかできません。



台風の影響のない、ここゴールドコーストは申し訳ないくらい、爽やかな気候です。

2006年04月23日

まさに和ごころ。

ブラックオパール
つい先日磨きあがったブラックオパールのひとつに『和』がありました。

はじめに見たとき真っ先に浮かんだのが、以前どこかで見せていただいた着物の柄にそっくり、そんなことでした。

なんていう柄の種類か、織り方はなんだったか、どんな作家さんが織ったものか、まったく憶えてはいないのですが、繊細な織り目ひとつひとつに色が浮き上がる、とても美しい着物だったことだけが強く印象に残っていました。


『ギラギラッ』感のある色合いもブラックオパールの魅力ですが、このオパールのように少し落ち着いた雰囲気、思わず『シブいッ』と唸ってしまいそうな色合いも良いものです。


日本人の方がブラックオパールを好まれるのは、『和装、着物の魅力と通ずるところがあるから』とは良く聞くお話です。



中国の方々が『赤』を好まれるよう、ドイツの方が『青』を好まれるよう、やはり文化や風習の中で身についてきた嗜好があるようです。



このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ





今日は少し雲が多めのゴールドコーストです。

2006年04月21日

乙女心と秋の空。。。

雹
つい5分前まで快晴の空。

今日は暑い日だね、なんて話していたらあっという間に真っ暗。

まさしく『乙女心と秋の空』状態。

おまけに雹まで降ってきて、大荒れの天気になってしまいました。

思わず撮影したこの雹、ピンポン球くらいの大きさです。

やはり大陸の天候なのか、オーストラリアではこういう天候の変化がよくあります。

今年は真夏の時期に雹も降りましたし、あっという間に土砂降りなんてもう慣れっこです。


ご旅行に来ている方たちには申し訳ありませんが、基本的に水不足のゴールドコーストには恵みの雨です。


秋空


さきほどショールームにご来店いただいた日本からのお二人は、今頃ちゃんと雨宿りできているでしょうか。



少し心配な今日のゴールドコーストです。

2006年04月20日

少しも無駄にはできません!!

ブラックオパール
新しいブラックオパールが磨きあがりました。

以前はできるだけオーバル(だ円形)にカットしようとしました。

特に日本向けのオパールの場合、ほぼ100%オーバルで、しかも決まったサイズ(12×10mmとか、10×8mmとか)にカットされるものがほとんどでした。

これは指輪やペンダントの既製枠にあわせられるものが売れやすい、というマーケットの傾向があったからです。

自然が形作るオパールの原石は当然不定形。それをオーバルにするためにはある程度の無駄、切り捨ててしまう部分が出るのは仕方の無いことでした。



ところが産出量の減少、特にブラックオパールの産出量の激減はこの状況を変えていかざるおえませんでした。

できるだけ無駄をなくす。そのためにはオーバルばかりにこだわってはいられません。
今では、四角だろうと三角だろうと、その原石の色合いを残すためいろいろな形にカットされます。

また、マーケットも変わりつつあり、これまでの決まりきったデザイン、既製枠だけではなく、オリジナルの個性的なデザインが好まれるようになってきたこと、このこともオパールの形に対する既成概念を崩しつつあります。



今回磨きあがってきたブラックオパールも、ひとつの原石からオーバルが4ピース、不定形が4ピース仕上げることができました。



色合いの個性的なオパール。形も個性的で良いのではないでしょうか。

より多くの皆さんにこの『個性』を楽しんでもらえれば、と思います。



今日は少し雲が多いゴールドコーストの空です。

2006年04月19日

スポーツ大国。

クリケット
オーストラリア人は本当にスポーツが好きです。

中でも人気の高いのは、やはりクリケット、そしてラグビーではないでしょうか。

試合を見るだけでなく、プレイすることも本当に好きなようです。

あまり私たちにはなじみの薄いクリケット。見ていてさっぱりわかりません。

でもオーストラリア人たちは、それこそこぶしを振り上げるくらいの勢い、気合を込めて観戦しています。

休日にちょっとした空き地や公園で、息子にバット(クリケットもバットと呼ぶのでしょうか?)を持たせて、お父さんがコーチしながら球を投げている姿を良く見かけます。日本であれば野球のキャッチボールをする姿なのでしょう。


ここ数年サッカーの人気も高まってきているようです。

もちろんワールドカップが近いこともありますが、多くのオーストラリア人選手がイギリスやヨーロッパのリーグで活躍していることも、サッカーをオーストラリアでメジャーなスポーツにしている原因のひとつではないでしょうか。


いよいよワールドカップの開催もまじかに迫ってきました。

日本の初戦の相手はオーストラリア。どちらもがんばって欲しいのですが、やはり日本に勝って欲しいと思います。

FIFAのランキングでは日本の方が数段上ですが、最近のオーストラリアは油断できませんよ。

6月12日のキックオフが、今から待ち遠しいこの頃です。


ちなみにサッカーのオーストラリア代表チームは『Socceroos(サッカルーズ)』と呼ばれています。『サッカー』+『カンガルー』=『サッカルーズ』というわけです。


今日も快晴のゴールドコーストです。

2006年04月17日

日本文化。

Iron Chef
この顔。。憶えてますか?

すぐにピン!!、ときた方が多いのではないでしょうか。

90年代に人気のあった番組。そう『料理の鉄人』の鹿賀丈史さんです。

日本ではもうすでにこの番組は終了してしまい、過去の、記憶の中だけの番組になってしまったと思いますが、オーストラリアでは現在進行形です。

SBS(Special Broadcasting Service)という放送局で、それも土曜日の午後8時半から、まさにゴールデンタイムに放映され、たいへん人気の番組になっています。

もちろん英語に吹き替えて放映されているのですが、鹿賀さんのセリフだけ日本語そのままで、字幕対応になっています。

『私の記憶が正しければ、、、、』という決め台詞、そして鹿賀さんの個性的ないでたち。オーストラリア人の中にも結構ファンがいるようです。



このSBSという放送局。いかにも移民の多いオーストラリアらしい放送局で、一日中いろいろな国のニュースや映画、そしてドキュメンタリーなどを放送しています。

日本のNHKニュースも早朝(午前5時20分~)に前夜分が毎日放送されています。

この放送局にチャンネルを合わせておくと、中国語からイタリア語、ドイツ語、ロシア語、インドネシア語、ギリシャ語、、、、、と世界中の言葉が耳に飛び込んできます(何を言っているかはわかりませんが)。


『料理の鉄人』だけでなく、日本の映画もちょくちょく放映されています。

宮崎アニメから『リング』のようなオカルト系まで、様々な日本映画、文化が紹介されています。

ただもう少し普通な日本も紹介してもらいたいのですが、なかなかそうも行かないようで、ちょっと日本という国を誤解されてしまうところもあるのでは、と心配になる時があります。(先日、秋葉原を紹介している番組で、メイドカフェが出てきたときはひっくり返りました。)

普通のホームドラマのようなものを放送してもらえないでしょうか。
日本の関係者の方、普通の日本をもう少し海外に売り込んでください。


『料理の鉄人』を見ていると、少し古臭い出演者の服装や演出に気恥ずかしさと、何とも言えない懐かしさがこみ上げてきます。


今日もイースターの祭日。快晴のゴールドコーストです。

2006年04月15日

そろえるということ。

ペアストーン
今日は少しばかり苦労話をさせてください。

ブラック・ボルダーオパールを扱うに際して、いちばんたいへんなのがペアをそろえることです。



『オパール探索サービス』と銘打ち、皆さんからいただいたご要望をもとにお望みどおりのオパールを探すサービスを行っています。

これまで2年間ほどで95人の方々のご要望をかなえることができたのですが、中にはどうしてもご要望どおりのものがそろわず、泣く泣くあきらめさせてしまった方もいらっしゃいました。

そうした方のご要望のほとんどが、ピアスやイアリング用のペアストーン・・・・。


ご存知のとおり、一点一点が違う表情を持っている個性的な宝石、これがブラックオパールやボルダーオパールの一番の特徴です。

100個のこうしたオパールがあれば100通りの表情がある、そこが最大の魅力なのですが、裏を返せば同じものがない、ペアになるものがない、ということになります。

ホワイトオパールやダイヤモンドのような他の宝石であれば、ペアを作ることはそれほど難しいことではありません。実際、皆さんのご近所の宝石屋さんにもダイヤモンドのイヤリングは必ずあるかと思います。


ボルダーオパールの場合は、ひとつの原石を上手に宝石面に平行にカット、研磨することで同じ表情を持ったペアをそろえることはできます(これができるような状態の原石を探すのはとてもたいへんですが)。

ブラックオパールの場合は、まずボルダーオパールのような手法はとれず、根気よく色合いの似通ったものを探すしか方法はありません。

ブラックオパールの個性的な色合いがとても好きな私でも、やはり300、400、そして500個を超える数を見て行きますと、さすがにもう満腹状態。目がちかちかしてきます。

運の良い時は約100個のブラックオパールの中で一組のペアが組める時もあれば、いくら見ても一組も組めない時もあります。

もちろん、寸分違わずに同じ色合いをそろえるのは不可能です。ある程度のところで妥協をしなければなりません。

全体的な印象、斑の出方の感じ、色合い、これらが似ているもの、そして大きさ、サイズが同じくらいのものをペアとして組んでいきます。


不思議なもので、そんな苦労をしてペアを組んだものほど、お客さまから『このペアのうち、一方の石だけ欲しい』なんてご希望をいただくものです。



オパールだけでなく宝石はよく『出会いである』なんてことを言います。

ご自分のお好みに100%マッチする宝石との出会い、目を奪われずにはいられないオパールとの出会い。そんな出会いのチャンスを逃さないように。

逃してしまったら次、いつ出会えるかわかりませんものね。




そんな目を“しばしば”させながら組んだブラックオパールのペア。

こちらでご紹介中です。




今日も秋晴れのゴールドコーストです。

2006年04月14日

連休。

イースターエッグ
今週末はイースターの連休です。

クリスマスと違い、日本ではあまり馴染みがありませんが、こちらでは『イースター(復活祭)』はこの時期の一大イベントです。

キリストの復活を祝うこの日。多くのキリスト教国と同様、オーストラリアでも祭日になっています。

今年は、今日、4月14日の金曜日から18日までほとんどの会社や銀行などがお休みになります。



もともと仕事より休みの行事を優先するオーストラリアの人たち。

オーストラリアに来た最初の頃はちょっとしたカルチャーショックでした。

その頃は、日曜日になると郵便局等の公共機関はもちろんですが、スーパーマーケットも休み、街中が閑散としてしまうくらい開いている店は少なかったように思います。

日本だったら日曜日に閉めてしまう店なんかありませんものね。



オーストラリアでは雇用者の権利が法律で厳格に守られています。

労働時間や、年間の休日、有給休暇の日数、最低賃金、等々実に細かく決められています。

もちろん日本でもそうした決まりはあるわけですが、どうしても仕事優先という風潮は今でもあるのではないでしょうか。

休みたくても休めない、ましてサービス残業、そんなことはこちらでは考えられない事です。

こちらでサラリーマン生活をしていた時、有給休暇を消化していないと上司に怒られ、無理やり休みを取らされる、2ヶ月間有給休暇を取った事がありました。

日本とオーストラリアのこうした仕事に対する考え方は、いま思うと、日本人が自分個人の事より属する組織のことを優先して考えるのに対し、一般的なオーストラリア人はまず自分と家族を優先する、そんな文化の小さな違いの表れなのかもしれません。



日本ももうすぐゴールデンウイークですね。

今年は9連休とする企業が増えているようですが、とても良いことではないでしょうか。

まさしく余暇を楽しむ余裕のある国、社会がいちばんだと思います。



どうやら天候に恵まれたイースターホリデーになりそうなゴールドコーストです。


2006年04月12日

色。色。色。色・・・・・。

色。色・・・。
今日ご紹介するのは、このブラックオパールです。

本当に色の洪水。

ペンキを無造作にぶちまけた(言葉が悪いですが)ような、それぞれの色が主張しているような、そんなブラックオパールです。


赤、ピンク、黄色、緑、紫、青、、、、。

全てが混ざり合って、存在する全ての色が現われているような気がします。


これだけの遊色になると、見る方によっては派手な感じを受けるかもしれません。

もう少し落ち着いた、例えば緑や青の単色をお好みの方も多いかと思います。

ですが、どなたが見ても、『色があふれ出すような』このオパールの素晴らしさ、これを創り上げた自然の偉大さ、は納得いただけるかと思います。


こんな美しいブラックオパールも、すでに日本のある小売店さまのお客さまのもとへ嫁いで行きました。

きっと、その方の、そしてまわりの方たちの目を毎日楽しませていることでしょう。




今日は雲ひとつ無い、抜けるような青空のゴールドコーストです。

2006年04月10日

頭痛のたね。

世界的に高騰しているガソリン価格。オパール採掘にも大きな影響をもたらしています。

原油価格の高騰で、オーストラリアでもガソリンの値段が大幅に上昇しています。

一般の無鉛ガソリンが、1リットルあたり1ドル20セント(約108円)を超えるまでに急上昇しています。

値段だけを日本と比較すると、『なんだ安いじゃない』なんていう皆さんの声が聞こえてきそうですが、つい3年前くらいは、1リットルあたり65セント(約60円)程度だったのです。

そう、アッと言う間に倍です。

ガソリンの小売価格は、それぞれの国による政策や税金がからんできますので単純には比較できないと思います。ですが、皆さん想像できるでしょうか?日本で今のガソリン代が倍になったときのことを。


このガソリン代の高騰は、私たちの生活にも大きな影響をもたらしていますが、オパールの採掘現場ではより深刻です。

オパールの採掘はガソリン無しでは考えられません。

実際に穴を掘るだけではなく、採掘した土砂を運ぶ、洗浄する、選別する、こうした工程には動力源が無ければお話になりません。

燃料にかかる経費が増大していくことで、オパールの価格が上昇してしまうのは仕方の無いことですが、本当の問題はそれだけではありません。


もともとオパール採掘は、なんら財産を持たない貧困な移民たちの手に依存しているところがありました。

元手がかからず、身体とやる気のみで『一攫千金』を夢見て採掘にかかわった彼ら。

実際、多くの大金持ちが生まれたのも確かですし、不幸な事故で命を落とした人たちが多くいたのも事実です。

現在ではオーストラリア政府の規制や、安全対策のための費用、そして各種採掘機器にかかる費用と、かなりの元手が無ければ採掘を始めることすらできません。

かりに採掘を始めることができたとしても、オパールが採れる、実際に『儲かる』確立はとても低いのが現状です。

採掘するための経費は増大するばかりなのに、採掘されるオパールの量は減少するばかり。要するに『割りに合わない』状態になっているのです。

割りに合わなければ、だれもオパール採掘なんてキツイ仕事をしようとは思いません。採掘を辞めてしまう人が多くでるのです。

以前にもお話したとおり、ブラックオパールの産地ライトニングリッジでも採掘にかかわる人の数は減少する一方です。



今回のガソリンの高騰が、こうした採掘離れを加速しないよう祈るのみです。



今日も青空、すがすがしいゴールドコーストです。


2006年04月09日

何を連想しますか?

『 V 』
今日は思い出深い、こんなオパールです。

いろいろな表情を持つオパール。

自然が長い時間を掛けて創り上げた色合い、そしてカラーパターン。

そんな中にも時おり、このオパールのようにまるで人間の手がかかわっているような表情の物が存在します。


色合いの中に浮かび上がる『 V 』の文字。

最初に見たときから、強烈な印象を受けた一品でした。

ライトニングリッジ産のクリスタル系のブラックオパールでしたが、とても透明感のある色合いを背景に、正面から見たときに浮かび上がるこの『 V 』の文字。

皆さんは何を連想されるでしょうか?



以前、探査機の撮影した火星表面に、大きな人の顔や文字が見られ、知性のある生命体がいる証拠、と騒がれた事がありました(憶えてますか?)。

自然にそのような形ができるはずがないというのが、火星人存在説を唱える人たちの根拠となっていたようです。


そうした人たちに言わせれば、きっとこのオパールも人間が創り上げた人工物で、決して自然現象ではない、ということになってしまうのでしょうか。


自然は長い年月を掛け、ときおりとんでもないものを創り上げます。

こんなちっちゃな宝石、オパールを見ていても驚かされることが多くあります。

もちろんこのオパールは天然に間違いありません。
そして、すでにお客さまのもとへお嫁に行ってしまったものです。

ご購入いただいた方は、このオパールから何を連想され、どんな宝飾品へと生まれ変わらせたのでしょうか?

皆さんには何が見えますか?




今日も穏やかな、青空のゴールドコーストです。
※最近、朝晩が涼しくなってきました。ご旅行予定の方は、ご注意ください。


2006年04月06日

世界一の高層住宅。

Q1
世界一の高層住宅とやらを見学してきました。

以前にもご紹介した『Q1』
やっと昨日、実際に体験してきました。

世界一高層の住宅と言う触れ込みで昨年にオープンした『Q1』ですが、今やここゴールドコーストの立派なシンボルとして定着したようです。

やはりその高さ、街のどこからでも見えますし、そのデザインとも相まって、いちばん目に付く建物です。

地上322.5m、80階建てのこのビル、マンションとしてはもちろんですが、スパや会議室、バンケットルームと、いろいろな顔を持っています。

今回、体験してきたのは77階、78階にある展望デッキ。

これまた世界有数の高速エレベーターに乗り、そこまでアッと言う間に到着です。

あいにくの曇り空でしたが、ゴールドコーストの街が一望でき、雲が目線と同じ高さにある光景は、『絶景!』のひとことでした。


地球の丸さを感じる、そんな高さでした。


住宅スペースはこの階より下になるのですが、やはり私には不向きな高さだということを再確認してきました。






今日も曇り空のゴールドコーストです。


2006年04月03日

麦わらの魅力。

Straw Pattern
今日ご紹介するのは、このブラックオパールです。

オパールの色の出方、斑の出方(遊色)にはいろいろな種類、パターンがあります。

その中でもたいへん珍しく、美しいものがとても少ないのがこのブラックオパールのような『ストローパターン(Straw Pattern)』と呼ばれるものです。

濃い地色を背景に、はっきりした色合いの不規則な縞模様、それがこのオパールの特徴で、呼び名の『ストロー』というのは、『麦わら(麦わら帽子のあの麦わらです)』という意味。

不規則な縞模様が、まるで麦わらが敷き詰められたように浮き上がる、そんな情景からこう呼ばれています。


なにか乾燥した空気のにおい、麦わらの感触が漂ってくるような、そんな色合いです。


このパターンのオパールはとても珍しいため、この写真のブラックオパールも本の中で紹介されています。


ブラックオパールやボルダーオパールに関する書籍、あるいは写真では有名な Len Cramという人の書いた『A Journey with Colour』の中で、こう紹介されています。









『Only a lucky few in the world own a black opal from Lightning Ridge with this rare type of straw pattern. (とても珍しいストローパターンを表現するライトニングリッジ産ブラックオパールを所有できるのは、世界でもほんのわずかの幸運な人だけです。)』


もちろんお値段も結構なものになってしまいますが、こんなにも美しい、貴重な一品を手にできる幸運はめったにありません。


朝から雲が多めでしたが、晴れ間が広がってきた今日のゴールドコーストです。

2006年04月02日

形も楽しめます。

ODD377
今日は形の変わったこんなオパールをご紹介します。

あまり他の宝石では見ない、細長いこのボルダーオパール。長さが約2.5センチあります。

ご存知のとおり、ダイヤモンドのようなファセット(面)のある宝石と違い、オパールは形もとても自由です。

特にボルダーオパールは、その形成される状態から、ひとつひとつがとてもユニークな形にカットされるとても個性的な宝石です。

色も、そして形も他にはない。そんな『世界にひとつ』が、多くの宝飾品デザイナーの方を魅了し、多くの素晴らしいデザインジュエリー、オリジナルジュエリーが製作されています。


この写真のボルダーオパールも、これだけ細長いともちろん既製の枠にはおさまりません。

このオパールの特性、色合いを考慮し、この一品のためにデザインを製作していくことが必要です。

例えば、こんなデザインのペンダントはいかがでしょうか。


ペンダントデザイン

その形を生かして、繊細な流れるようなデザイン。
過度にボリューム感が無く、かといって大きな存在感を持たせるような、こんなデザインがこのオパールにはあっているのではないでしょうか。




このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ





真っ青の空。快晴の今日のゴールドコーストです。

2006年04月01日

最初の一品。

最初の一品
今日は思い出深いこのブラックオパールをご紹介します。

少々、私的なことで申し訳ありませんが、どうぞお付き合いください。


今から2年ほど前の2004年2月。
オパール専門のオンラインショッピングサイト(オパールダイレクト)を立ち上げました。

当時、日本語サイトでの宝石販売、特にダイヤモンド以外の色石販売はそれほど一般的ではなかったような気がします。

オパールを販売しているサイトも在ることは在りましたが、ほとんどが低価格の貼り合わせ、トリプレットやダブレットオパールが主でした。

まわりの人たちからも、『いくら上質なものでも、インターネットである程度の値段のものを販売するなんて無理、まして海外(オーストラリア)から。。』と、あまり良い意見はいただけませんでした。

ですが、その一年前ほどから弊社 Gemstory Pty Ltdを紹介するサイトを運営しており、そのサイトを通じて、多くの方々より通信販売の有無をお問合せいただいていましたので、その勢いも手伝って、他の物品サイトを参考にしながら『オパールダイレクト』を立ち上げたのでした。


ショッピングカートなどのシステムも無く、まして、自分でプログラムを組む知識も無く、全てが試行錯誤の連続でした。

オパールダイレクト開店からしばらくたって、お問合せをいただき、ご購入いただいたのが今日、ご紹介しているこの写真のブラックオパールです。

システムの不具合等もあり、ご購入いただいた方にはご迷惑を掛けてしまったのですが、無事発送も完了し、その方から到着のご連絡と、喜びのご報告をいただいた時の嬉しさと安堵感は今でも良く憶えています。


それから2年がすでに経ってしまいました。
システム的な改良や、できるだけそのオパールの特徴を分かっていただける様な写真撮影技術、等々、この2年の間にいろいろやってはきましたが、まだまだ納得のいくものはできあがりません。

購入いただいた方から、『実物の方が写真よりキレイ』なんてコメントをたくさんいただくと、撮影技術の無さに落ち込む事もしばしばです。

ですが、この2年余りの間にご購入いただいた皆さま、お知り合いになれた多くの方々、そして、日本で実際にお目にかかれた方、たくさんの方のご意見やご感想を励みに、そして参考にさせていただき、これからも安心してご利用していただけるサイト作りを目指してガンバッテいきたいと思います。



このブラックオパールをご購入いただいた方は、今でもお付き合いいただいています。
あらためてお礼をさせていただきたいと思います。『○○さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。』
また、○○さま以外だけでなく、お付き合いいただいている皆さまにもお礼申し上げます。『これからもより良いものをご紹介させていただけますよう努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。』






昨夜の雨と雷がうそのように晴れ渡っている今日のゴールドコーストです。