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2006年02月28日

プラチナ?ゴールド??

K18ホワイトゴールド製ブローチ
今日はジュエリーを製作する際に使う素材についてお話してみたいと思います。

日本人はなぜかプラチナが好きです。
こだわる方が結構いらっしゃると思います。

実はプラチナを使ったジュエリーはここオーストラリアやアメリカ、そしてヨーロッパの国々ではとてもまれな存在です。
なぜ、日本ではこれほどプラチナが普及したのか?口の悪い人は、プラチナメーカーのマーケッティングに乗せられてるんだ、なんておっしゃいます。

オーストラリアやヨーロッパの方々はやはりゴールド、それもイエローゴールドを好まれる方が多いようです。

プラチナは確かに希少で、価値はゴールドに比べても高いものです。
ですが、値段も高い!!
ここ数年、プラチナの値段が上昇し、日本でもホワイトゴールドを見直す機運が高まってきているように感じます。

プラチナとゴールド。値段は単純に比べても約2倍。それだけジュエリーにしたときにはお値段に差が出るのは当然です。

ゴールドコーストにある日本人観光客をメインターゲットにしたオパール店でも、まれにプラチナ製の指輪やペンダントを見ることがありますが、実は全て枠を御徒町、そう日本の御徒町で仕入れているのです。日本で同じものを購入するよりお高くなるのは当然です。

日本でもここ数年、ジュエリーのリフォームがたいへん盛んになり、以前のように自店で販売した宝石しか枠留めしない、なんて宝石店はほとんど無いと思います。

もしあなたがプラチナにこだわりを持っていらっしゃるのなら、海外ではルース(裸石)のみを購入され、枠は日本で探す事をお薦めします。


今日は小雨がパラつく、曇り空のゴールドコーストです。

2006年02月26日

天気予報のこと。

オーストラリアの青空
今日はオーストラリアの天気予報についてお話してみたいと思います。

私が感じている限り、あたりません。
予報は『雨』、でも快晴。またその逆もしょっちゅう。

だからTVの天気予報も『今日はおおむね晴れますが、時おり雲。そしてたまに雨』ぐらいの調子です。

考えてみれば、日本の20倍以上の広い国。そこに人口は2000万人ほど。
こんな広い地域の予報をするのと、日本での予報を比べる方が間違っているのかもしれません。

オーストラリアは全体で見ると深刻な雨不足です。
最近は、ここゴールドコーストも雨が定期的に降っていますが、雨が降らなくなるとたちまちダムの水は減り、水利用に制限が設けられます。
『あなたのところは、火、木、土曜日だけ庭に水まいても良いですよ。でも洗車はだめ。違反したら罰金』。そんな調子です。

日本ほど天気を気にしない人が多いのもオーストラリアです。
車で移動する人が多く、特にここクイーンズランド州は傘なんて持ってない人のほうが多いのではないでしょうか。

私が最初にオーストラリアに来た時、日本との違いを感じたのがこれでした。雨が降っても傘なんてささない。洗濯物も取り込まない。放っておけばそのうち晴れて乾くじゃん。
そんなオーストラリア人のおおらかさ、というか大雑把さに感心するやら、びっくりするやら。

昨日の予報では、今日から水曜日くらいまで雨の予報だった、でも快晴のゴールドコーストです。

2006年02月25日

心休まる色。

眩緑
こんなグリーンを見ていると不思議とリラックスできるんです。

グリーン、緑はまさに植物の色。
カラーセラピーでは、緑色は『リラックス、安全、安心、バランス、癒し』をもたらす色だそうです。

オパールの色合いも様々ですが、このブラックオパールのように緑、それも朝露に濡れたコケのようなしっとりした緑を表現する石は、人種、国籍、そして性別を超えてとてもポピュラーな人気のある色合いです。
やはり、緑色の効果なのでしょうか。

他の宝石、例えばエメラルドでも、上質の『ヌメッ』とした緑の色合いは、やはり人々の目をひきつけます。


ブラックオパールの色合いの多様さは、その時々の気分で、見る人を安心させてり、奮起させてたり、落ち着かせたりと、カラーセラピストが使う色つきのボトルのように効果があるかもしれませんね。




このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ




今日は快晴。カラッと晴れ上がったゴールドコーストです。

2006年02月24日

万華鏡。

万華鏡
ボルダーオパールにはボルダーオパールの色合いがあります。

ここ数年、人気が急上昇し、それに伴い価格も上昇しているボルダーオパール。

これまではブラックオパールの陰に隠れ、どうしても2番手という印象が付きまとっていました。

ブラックオパール採掘量の減少もボルダーオパールへ皆さんの目を向けるひとつの原因であったとは思いますが、その独自の魅力に多くの方が気が付いてきたというのも大きな原因でしょう。

今回ご紹介するオパールのように、ボルダーオパールには、ブラックオパールあるいは他の種類のオパールでは見ることが無い、独特の色合いを持っています。
ギラッ、とした強い色の表現、写真のようにピンクや美しい紫などの色合いもボルダーオパールならではだと思います。

その形成条件ゆえの形のユニークさも、これまでのように決まった型に捕らわれない、自由な発想と個性を宝飾にも求める方々には大きな魅力です。

今後、ますますボルダーオパールの人気は高まっていくものと思います。ですが、ブラックオパール程ではないにしろ、産出量は急激に減少しているのも事実です。

色合いも、形も、全てが本当に個性的な宝石、ボルダーオパール。
これまでの丸(オーバル)の概念を少しはみ出してみるのも良いのではないでしょうか?



このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ




今朝方まで降り続いていた雨もやみ、雲の隙間から日が差し込んできた涼しい今日のゴールドコーストです。

2006年02月22日

自然を守るということ

野生のイルカ
釣りをしていると、こんなヤツがやってきます。

ゴールドコーストへご旅行されると必ず皆さん行かれる“Sea world”。その近所のビーチで釣りをしているとたまに野生のイルカが寄ってきます。人懐こいのか、人間をまったく怖がらないのか、かなり近くまで来てこっちを 『何やってんダ』 くらいの目つきで眺めていきます。

ゴールドコースト、サーファーズ・パラダイスの郊外は今、建設ラッシュです。
あちらでもこちらでもブルトーザーが唸りを上げ、次々と新しい街を産みだしていきます。

オーストラリアは自然保護にはたいへん熱心な国です。ところがここ最近の不動産ブームの勢いには勝てないようです。

ですがまだまだ自然は豊かです。
ほとんどが人間の手で守られている、人工の自然ですが。



私の自宅の裏にも保護地区があり、そこへ行くと野生のコアラや、カンガルーが普通に見ることができます。サーファーズ・パラダイスの中心から車でほんの15分くらいのところでです。

夜になると家の裏の柵をポッサム(小型のカンガルー)がのそのそ歩いていたり、『ンゴォー ンゴォー』とコアラの泣き声がしたり、朝はインコの鳴き声で寝ていられなかったりと、まだまだ野生が身近にあります。


さて、釣りをしているとやってくるイルカ。実はあんまりありがたい存在ではありません。イルカが寄ってくると、、、魚はいなくなってしまうのです。


日々、涼しくなっていくゴールドコーストは、今日も快晴です。

2006年02月21日

ブラックオパールの指紋

ブラックオパールの指紋
今日はちょっと変わった写真です。
そう、これはブラックオパールの裏面。
表面ももちろん大切ですが、裏にも注目してください。

最近はいろいろなショッピングサイトでブラックオパールが販売されていますが、なかなか裏面まで撮影して掲載しているところは多くないように思います。

ブラックオパールの裏面は、ご覧のように黒~灰色の母岩がそのまま残されて研磨されています。けっこう、この裏面が大事だったりするのです。

それぞれのブラックオパールは表面も個性的ですが、裏面も個性的です。写真のオパールも、ちょうど痣のように色の薄いところ、そして白い砂岩が点在していたり、とても個性的です。


ブラックオパールの指紋
上のオパールとこのオパール。違いがわかっていただけるかと思います。 私たちもそれぞれの石を区別するために、この裏面の模様、表情の違いをよく利用します。
ほとんどと言ってよいくらい、この裏面は同じものがありません。そこで私たちはこうした裏面の表情を『Fingerprint(指紋)』と呼んでいます。

皆さんからご注文をいただき、発送前の最終確認は必ずこの裏面の『指紋』を見ておこないます。
また、皆さんがルース(裸石)を宝石屋さんに加工に出すような場合も、この裏面の模様や表情を写真に取っておいたり、スケッチしておいたりすることで、石の取り違いやすり替わりを防げるのではないでしょうか。


ゴールドコーストは今日も快晴です。

2006年02月19日

後になってわかること。。。

リフォーム前
この指輪を見てください。ぶつけてしまったためオパールが割れています。 こんな指輪を持っていらっしゃったお客さまのお話です。

この方はブリスベーンに住んでいらっしゃるオーストラリア人男性なのですが、とてもオパールが好きで、10年ほど前にこの指輪を気に入って購入されたそうです。

ぶつけてしまったため写真のように割れてしまったのが残念で、この指輪にのせかえる新しいオパールを探して当店にいらっしゃいました。お住まいのブリスベーンの近くには気に入ったオパールを置いている店が無く、わざわざ車で1時間ドライブしてのご来店でした。

最初にこの指輪を見せていただいた時にちょっと割れ方が不自然で、おかしな感じを持ったのですが、お話をお伺いすると結構なお値段で購入されたようで、ちゃんと保険にも入っていらっしゃるとのこと、今回はその保険会社からの保険金と少しプラスして気に入ったものを選びたいとのことでした。

話は脱線しますが、欧米の方は宝飾品に保険を掛けている方がたくさんいらっしゃいます。そのために宝石の価値を査定する“Valuer(その資格を持った人)”という職業があります。日本では宝飾品に保険をかけている方はまだ少ないのではないでしょうか。この辺に欧米と日本との宝石に対する文化の違いを感じます。


話を戻します。


無事、ブラックオパールの気に入ったものを見つけていただき、加工をするためにその指輪をおいてその日はお帰りになりました。

新しいオパールを乗せるためには、古い石を取らなければなりません。
その割れてしまったオパールを取ってやはり思っていたとおり。

ダブレットオパールでした。

黒いプラスチックの板の上に、ホワイトオパールが重ねてあり、それを写真のような埋め込みのデザインにして見事に隠した指輪でした。

後日、お客さまにお電話をして、そのことをお伝えすると少し驚いていらっしゃるようで、購入する時にはそんな説明は一切なかったとのことでした。とりあえず取り外す古いオパールは粉々になってしまうかもしれないことをご納得いただき、全てをお任せいただきました。


リフォーム後
そしてこれが新しく出来上がった指輪です。


もしこの方が指輪をぶつけていなければ、ずっとそれが天然石だと信じていらっしゃったのでしょう。
もうひとつ、この指輪を査定したValuerも見抜けなかったということ。
宝石を購入する際は、やはり充分な注意が必要ですね。


ゴールドコーストは今日も快晴。でも日差しは柔らかになってきました。

2006年02月18日

宝石を採掘するということ。。。

ライトニングリッジ
『オパールの採掘をしてみたいのですが、どうしたらよいですか?』。
2、3ヵ月にお一人くらいの割合で、こんなメールをいただきます。

そのうちの半数ぐらいの方が、こう付け加えていらっしゃいます。『一攫千金を狙っているのですが』と。

“一攫千金”、とても魅力的な言葉です。男性、特にお若い方でしたらどうしてもこの言葉には惹きつけられずにはいられない、ですね。

ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、昨年末より日本で公開されています映画【ポビーとディンガン】、この映画はオパール採掘に一攫千金の夢を抱く父親を持った一家のお話です。
映画の中で、この父親は、舞台となっているライトニングリッジ(ブラックオパールの産出地です)ではどうやら新参者で、周りの鉱夫たちから無視されたり、家に火をつけられたりとつらい目にあっていきます。
そんな環境の中で、主人公兄妹の心温まるお話なのですが、やはり現実の採掘現場でも同じとは言いませんが、近い雰囲気は感じられることがあります。

世界中から“一攫千金”を狙って様々な人間が集まる街、いろいろな憶測や嫉妬や、そして競争心の渦巻く街。世界中どこでも宝石の採掘地はそのようなものだと想像できます。


前述のようなメールをいただいた場合、私は決して『やめなさい』とは言いませんが、現実を知っていただくために、いろいろな面でアドバイスを差し上げています。その上で、結論はその方が決めること。

特にブラックオパールの場合、採掘地がとても限られていることに加え、採掘量が激減していること、そして採掘経費の上昇(主にガソリン代の上昇が大きな痛手になっています。)による採算性の低下、といった厳しい状況の中で、15年前は約1,500人もいた採掘者が、今では100人程度に減少してしまっているのが事実です(儲からないからです)。
本当に“一攫千金を”狙うのであれば、それなりの覚悟と資金が必要です。そこへ行って掘ればすぐにお金になる、そんな簡単なものではありません。

いろいろと説明させていただきますと、ほぼ100%の方にその厳しさを納得していただけるようです。
これまで実際に実行された方はいらっしゃいません。


貴重な宝石は、美しく磨かれ、皆さんの前に姿を見せるまでには、いろいろな運命をめぐっているのです。


ゴールドコーストは今日も快晴。まぶしい日差しが充満しています。

2006年02月17日

赤じゃなきゃだめですか?

紺碧
ブラックオパールの最高の色は『赤』、いわゆる赤斑である。というのをよく耳にします。

確かに赤斑のばっちり入ったブラックオパールはたいへん希少で、価値も、価格もそれだけで上昇するのは事実です。

でも、赤が絶対かと言えば決してそうではないというのが個人的な意見です。

純粋な宝石としての価値と、身に着けていただく皆さんにとっての価値はまったく別物です。皆それぞれ好みが違います。赤が大好きな方もいれば、紫が好きという方ももちろんいらっしゃいます。

宝飾品として、身に着ける方の好みにどれだけ答えられるか、それが違った意味での価値を決めていくのではないでしょうか。

私も赤斑のきれいに入ったブラックオパールを手にしたときはとても興奮します。ですが好みという点から考えてみると、今回ご紹介しているような青、それも深みのある青が大好きです。

100個のオパールがあれば全てが違った個性的な顔を持っています。また、皆さんそれぞれが違った好みを持っているはずです。皆さんのお好みに合うオパールが必ず存在するはずです。あきらめないで探していきましょう。



このオパールをもっとよく見てみたい方は

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今日は快晴。少し暑いくらいのゴールドコーストです。

2006年02月15日

表と裏の顔をもつ.............

リバーシブル
今日ご紹介するのは裏も表もともに美しい宝石面を持つ“リバーシブル”なブラックオパールです。

人間社会ですと“表と裏の顔を持つ”なんて聞くと、あんまり近寄りたくない、信用できない人と思われてしまいますが、オパールで、特にブラックオパールの場合ではちょっと違ってきます。

リバーシブル

ご存知のとおり、一般的なブラックオパールの裏面は黒い母岩が付いていて、遊色は表現されません。極々まれにこのオパールのように、両面に遊色が出る珍しいものが採れることがあります。とくに写真のような両面の表情がまったく違うものは本当に少なく、宝石としても、コレクターズアイテムとしてもとても珍重されます。

偏屈なある日本の鑑別機関は、『裏に黒い母岩が付いていないから、これはブラックオパールではない』なんて意見されることもありますが、地色の濃さ、色合いの深み、そして遊色の素晴らしさは『これがブラックオパールでなければどれがブラック?』と大反論。


宝飾品としてデザインする際には、ちょっと工夫が必要です。せっかく両面に素晴らしい色があるんですから、普通どおり指輪にしたりしてしまうと、それこそ“宝の持ち腐れ”。
石の外縁を上手にベゼルセッティングして、ペンダントヘッド自体が回転してやるように細工をしてあげる等々、デザイナーと職人の腕の見せ所です。


このブラックオパールは、石座が回転して、両面が楽しめるようなリングに生まれ変わり、今でもお求めいただいた方の目を楽しませていることでしょう。

今、手元にこのようなリバーシブルなオパールが無いので、次の出会いを待ち焦がれている毎日です。

今日のゴールドコーストは雨模様です。昨晩から珍しく降り続いている雨も、おそらく午後にはやむのではないでしょうか。

2006年02月14日

バレンタインデイ

ハート??
2月14日、今日はいわゆるバレンタインですね。

日本でもたいへんな騒ぎになっているんでしょうか?それとも以前ほど皆さん気にしなくなってきているのでしょうか?
バレンタインといえばチョコレート。日本ではそう決まっている、というか決められていますよね。それも女性から男性へ。義理チョコなんて言葉もありましたが、今でも女性の皆さんはご苦労なさっているのでしょうか?

こちらオーストラリアでもバレンタインのセールやら、広告やらで結構街はにぎわっています。ただし、こちらのバレンタインは、『男性から女性へ』が基本です。それも日本のように必ずしも『初めての愛をうちあける日』ではなく、奥さんや恋人に対する『愛を確認する日』のようです。
オーストラリア人の女性達に聞いてみたところ、バレンタインデイに自分の彼氏からして欲しい(してもらわないといけない)ことは、

まず第1にバラの花束
そして、チョコレート
最後にロマンティックなディナー

これがお決まりのコースのようです。

あまり私には関係ありませんが、オーストラリアの若者たちは、今日という日のために計画をたて、彼女を喜ばせることに心血を注いでいるようです。そう、ちょうど日本のクリスマスイブ状態。

今日のゴールドコーストはちょっと雲の多い中途半端な天気です。季節の変わり目、なんですね。

2006年02月13日

日豪交流年

Beautiful Opal
今年、2006年は日豪交流年です。1976年に締結された日豪友好協力基本条約30周年を記念して、小泉首相とオーストラリアのハワード首相との首脳会談で決定されたものです。

1976年、当時の三木武夫首相とマルコム・フレーザー首相との間で締結されたこの条約は、日本とオーストラリアが戦火を交えた第2次世界大戦から30年を経て、より友好的な交流を促すことが目的でした。
皆さんご存知のとおり、その後日本とオーストラリアの間では、観光ブーム、そして留学やワーキングホリデー制度の開始(1980年)ともあいまって、とても良好な関係を築いてきたといえます。
ちょうどこの条約が締結された当時、オーストラリアはそれまでとってきた白人優遇主義(白豪主義)を捨て、多民族国家、政策へと移行していきます。
現在、オーストラリアは世界中からいろいろな民族が集まって形成されている本当に多民族な国家です。街を歩けば、アジア系から中東系、そしてアフリカ系と、様々な容貌の人たちを目にする事ができ、また、世界中の食べ物、レストランが身近にあるのもオーストラリアならではのことだと思います。
しかし、一見穏やかに見える中には、やはりどうしても民族間の差別、区別、そして対立が見え隠れします。
先日、シドニー近郊で発生したイスラム系の市民に対する暴動騒ぎは、この国のかかえる問題をはからずも表現してしまった悲しい出来事でした。

日本のような単一民族の国に暮らしているとなかなか感じない、気づかないこうした差別や対立が、オーストラリアから一掃される日が来る事を願っています。


ちょっと堅いお話になってしまいましたが、日豪交流年の今年、両国の間で、いろいろな催し物が開催されます。皆さんのまわりでもオーストラリアが身近になってくれれば良いと思います。昨年の韓国との間の同様なイベントの結果のような表面的なもので終わらないよう祈っています。


今日のゴールドコーストは昨日までの曇り空がうそのような快晴、まぶしい太陽がいっぱいです。

2006年02月12日

パイプオパール

パイプオパール
今日ご紹介するのはパイプオパールと呼ばれる、原石です。

クイーンズランド州で採掘されるボルダーオパールの鉱区で、まれに写真のような形状のオパールが採掘されます。ボルダーオパールの層より深いところの砂岩層に浸潤したオパール成分が、まるでパイプのような細い管状に形成されたもので、そのため『パイプオパール』と呼ばれます。たいてい色合いは乳白色のホワイト系なのですが、その形状のユニークさから、世界中のコレクターの間では結構高値で取引されている珍品です。

他の宝石同様、宝飾品、ジュエリーとしてのオパールと、コレクターズアイテムとしてのオパールの価値には差があるのが普通です。ある人にとってみればなんでもないものが、他の人には垂涎の的。宝石というものは、そんな面も持っています。


このオパールをもっとよく見てみたい方は

こちらからどうぞ


今日のゴールドコーストは曇り空。夏も終わり、だんだん涼しい季節になっていきます。

2006年02月11日

耐震建築ってなに?

高層マンション
今日はオーストラリアのことをお話していきましょう。 日本ではマンションの耐震強度に関する偽装事件でたいへんですよね。本当にそんなマンションを購入してしまった方々には同情します。この事件を最初に聞いた時、オーストラリアではどうなんだろう?という疑問がわいてきました。

ゴールドコーストにいらした事のある方は憶えていらっしゃるでしょう。そうでない方も、ゴールドコーストの美しいビーチ沿いに建つ高層のホテルやアパートの写真は見た事があると思います。
本当に細くて、今にも折れてしまいそうなビルがたくさん建っています。数十年も前から、こうした高層建築群がゴールドコーストのひとつの顔だったのですが、こうした建物は耐震構造はどうなのでしょうか?
オーストラリアはもともと地震のとても少ない、というかほとんど無い国です。10年以上も前に震度5程度の地震がNew Castleという街で発生し、大きな被害がありましたが、それ以外に地震のことを聞いた事がありません。当然日本人のようには地震慣れしていません。
オーストラリア人が日本に行って地震にあうと、それこそ震度2程度の、われわれなら気にもしないようなゆれに真っ青になります。
そういう国ですので、きっと日本のような耐震性を重視した設計は少なくとも日本ほどは厳しくないのではないでしょうか。
ゴールドコーストは今、建設ラッシュです。次々と新しい高層マンションやアパートが建設されています。

完成したばかりの高層マンションに『Q1』というのがあります。地上80階建ての世界一高い高層住宅だそうです。こういった最近の新しいものはもちろん充分な耐震、そして台風(風)対策がなされていますが、あまり私はここに住みたいとは思いません。

高すぎ(位置もお値段も)。

皆さんはどうでしょうか?この『Q1』、ホリデー用のコンドミニアムとしても利用できるようですので、試してみてはいかがでしょうか。

今日は少し雨がパラつく曇り空のゴールドコーストです。

2006年02月10日

虹が見えますか?

Rainbow
今日ご紹介するのは、こちらのブラックオパールです。画像をよ~っく見てください。

様々な色合いが表現される本当に美しいオパールですが、オパールの足元を注意して見てください。見えてきましたか?

そうです、虹が、七色の影が見事に現われているでしょう。
この写真を撮影した時にはまったく気がつきませんでした。しばらくたってなんとなくこの虹に気がついてチョと感動した事をおぼえています。

オパールの色が反射しているのか、それともプリズム効果のようなものなのか、明確ではありませんが、そんな事どうだって良いんです。

まさに『Rainbow From Down Under』(ちなみにこのブログの題名にもなっているこの言葉。Down Under というのはオーストラリアのことを言う俗語です。念のため。)。


今日のゴールドコーストも快晴。風もあまり無く、海も穏やかです。

2006年02月09日

Mt.Fuji??富士山???

富士山
今日、皆さんにご紹介するのは、このブラックオパールです。形はまるでおにぎりのようですが、この石が磨きあがった瞬間、誰からともなく、『Mt.FUJI(富士山)!!!』と叫んでいました。

それほど大きなサイズではなかったのですが、地色がたいへん濃い中に、赤とグリーンがたいへん鮮やかに表現されたオパールでした。

頂上(?)付近のグリーンを白に置き換えれば、夕日に映える、雪をかぶった富士山に、、、、見えませんか?

このオパールも無事、お嫁に行き(お客さまに気に入っていただき、お求めいただく事を私たちはそのように言って、少し悲しい気分になったりします。)、今頃は素敵なペンダントとなり、いろいろな方の目を楽しませている事でしょう。


ゴールドコーストは今日も快晴。素晴らしく天気の良い1日でした。

2006年02月08日

まるで絵画のような

滝のある風景
昨日の1回目はブラックオパールをご紹介しましたので、今日はボルダーオパールをと思い、まず選んだのがこのオパールです。

これもすでに私の手元にはないのですが、最初にこのオパールを見たときの印象が、とても強烈に残っているボルダーオパールです。

皆さんにはどのように見えるでしょうか?

私には山あいを流れる渓流、それも『ごうごう』と音をたてて流れ落ちる滝、そして滝つぼの風景が。

このオパールのように、まるで絵画を見ているような、どこかの風景を見ているような表情を持っているのがボルダーオパールです。

遊色の強さという面ではブラックオパールにかないませんが、表情のユニークさでは決して負けていません。

ボルダーオパールはブラックオパールより産出量も多いのですが、やはり近年の需要の増大には追いついていけず、お値段も上昇気味です。

絵画のコレクションをするように、自分の気に入ったオパールをこれからも集めていきたいと思います。

今日のゴールドコーストは晴天です。少し風があり、とてもさわやかな朝を迎えています。

2006年02月07日

オーストラリアから彩をお届けします。

ハーレクイン
今日からオパールのご紹介や、オーストラリアのこと、ここが変だよオーストラリア人等々、日本の皆さまにお伝えしていきたいと思います。まず、第1回目の今日は、弊社のオパールの中でもこれまでで1番反響があったブラックオパールをご紹介します。

本当に見る人の視線を奪い、釘付けにしてしまうこの美しいブラックオパールは、今はもう私の手元にはないのですが、心に残るオパールのひとつです。見事なハーレクインパターン。大振りなサイズ。欲を言えばもう少し厚みのあるカボションがあれば、、、。でも人間と一緒です。完璧な人間などいないように、完璧なオパールなどないのかもしれません。
広告やパンフレット、いろいろなところで活躍してくれたこのオパールも、今はどうしているのか。こういう仕事にかかわっていると、こうした美しい宝石がますます少なくなっていくのを身にしみて感じ、とても残念な気持ちでいっぱいです。


ここゴールドコーストは今日は雨交じりの曇り空です。暑さもだんだん和らいで、これから過ごしやすい季節がやってきます。