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初 級 編
(パート3)
3.オパールってどこで取れるの、種類は?
オパールの主要産出国は、もちろんオーストラリアとメキシコです。 この2ヶ国以外にも、南米のブラジルやペルー、インドネシアなどでも採掘され、ごく少しですがハンガリーや日本の福島県などでも採れることがあります。 ただしこれらは宝石としての価値がたいへん低いものがほとんど(つまり美しくないってことです)で、やはりオーストラリアが、宝石としてのオパールの産地として不動の地位を築いています。
メキシコで採掘されるオパールは俗にメキシコオパールと呼ばれていますが、水分量の多い、透明な石が多いようです。 一方、オーストラリアで採れるオパールは、オーストラリアオパールとはあまり呼ばれず、その石の持つ色合いなどの特徴から大きく3種類に分けて呼ばれることが多いようです。 ここではオーストラリアで採掘されるオパールの種類を見ていくことにしたいと思います。
オーストラリアのオパールの分け方には何通りかの方法がありますが、最も普通に使われている方法で3種類をお話していきます。
右の写真はホワイトオパールを撮影したものです (ほとんど当店では取り扱わないものなので、こんなサンプルしかなくて申し訳ありません
)。 ご覧のとおり、石自体のベースカラー(地
色)が白く、そのためホワイト(白)オパールと呼ばれています。 オーストラリアの広い地域から採掘され、また結構大きな塊として採れるため採掘量が最も多く、皆さんの目に触れることが一番多いのがこのタイプのオパールです。
ちなみに、この写真のオパールは実は貝殻の化石です。 ホワイトオパールでは、このように貝殻や動物の骨、樹木の化石などがオパール化して見られることがあります。 どうして貝殻がオパールになっていくのかは『上
級 編 』で。
Aボルダーオパール
オーストラリア北東部、クイーンズランド州で採掘されるオパールです。 ボルダー(日本語にすると“岩”とか“塊”という意味です)と呼ばれる、鉄鉱石の塊の隙間につくられることからこの名前がついています。
また、別名、母岩(ぼがん)オパールなどとも呼ばれることがあります。
下の写真は、同じボルダーオパールを表と裏から撮ったものです。もちろん左が裏面、右が表面です。このタイプのオパールは、必ずといってよいくらい、この石のように裏面に鉄鉱石を残して研磨されます。 このことが母岩オパールと呼ばれる
理由です。

もうひとつ写真を見ていただきましょう。この写真はボルダーオパールの原石を写したものです。
茶色の鉄鉱石の隙間にオパールが入り込んでいるのが良くわかっていただけると思います。 まるでお母さん(鉄鉱石)が子供(オパール)を大切に抱きかかえ、育てているようではありませんか。 このように、隙間に入り込んだオパールを、細心の注意を払って磨きだすため、オパール層の厚い、良質のものはたいへん貴重になります。 また、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このタイプのオパールは、必ずしも皆さん良くご存知の楕円形にカットされるとは限りません。 オパール層を出来る
だけ残して研磨をしていくため、磨かれた石、ひとつひとつがそれぞれ異なった形を持っています。 その色だけではなく、形もたいへん個性的な宝石といえるでしょう。 そのため宝飾デザイナーの方たちが、その個性的な装いに感化されるのか、最も多く利用するのがこのタイプのオパールです。
長くなってしまうので、いよいよブラックオパールについてはページを変えて話をしていこうと思います。それでは次のページへどうぞ。
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