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オパールの賢い選び方
(パート2)

皆さんがオーストラリアへご旅行される機会があり、オパールをこちらでお求めになる場合のポイントを3点ほどあげてみたいと思います。

ポイント 1        店構えにだまされない

前のページでもお話しましたが立派なお店だからとか、きれいなお店だから、というのは、必ずしも取り扱っている宝石に比例するとは限りません。店構えや、きれいな内装に左右されずに、オパールそのものを見てください。
私たちのお店がありますゴールドコーストにも数十件のオパールを取り扱っているお店があります。 中には良心的な店もあれば、半分詐欺まがい(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)の店もあるようです。 時間の許す限りゆっくり商品を見、お店の人と話をし、判断してください。

“政府公認免税店”なんて看板を掲げているところが多くあります。 別にこれは悪いことでも、違法なことでもないのですが、この看板の意味は決して「オーストラリア政府が全てを保証してますから、安心してお求めください」ということではありません。 お店によっては販売員さんたちがしきりに「当店は政府公認免税店ですから(安心して買ってください)」を強調するところがあるようですが、誤解の無いよう説明しておきます。
オーストラリアの旅行者に対する免税システムというのは、特に政府の審査や、公認を得るための申請などはありません。 どんなお店でも手続きをすれば、免税で商品を販売することが出来ます。 どのよう な手続きが必要なのか、簡単にお話しておきます。 オーストラリアで、 ある品物を免税で購入した場合、それをオーストラリア国内で使用しないよう、袋に入れ出国まで開封できないようにされます。 そして出国する際、空港の出国審査の前で、係員がこの袋に貼ってある書類をはがし取ることで、初めて皆さんは商品を取り出すことが出来るようになるのです。 このはがし取る作業は国から委託された企業が行なっており、免税で商品を販売するお店は、この会社に対して手数料を支払っているのです。 つまり、国から委託されたこうした企業と取り決めを結び、その手数料を支払えば誰でも「公認免税店?」になれるのです。 このオーストラリアの免税システムについては、別のところで もう少し詳しくご説明しようと思います。

 

ポイント 2        値引きにだまされない

これも前のページでお話したことと重複することですが、過度に値引きを強調している看板や、販売方法をとっている店は避けるべきでしょう。 
値引きはもちろん必ずしも悪い面ばかりではありません。 皆さんにとってはお気に入りの商品が安くなるというのはたいへんうれしいことでしょうし、私たち、おすすめする側にとって、気に入っていただいたオパールを出来るだけお客様に手に入れていただくために、最大限の値段的努力は必要であると思っています。 しかし、最初から高い値段をつけ、それをいきなり半額にして販売するようなやり方、お店はやはり疑ってかかるべきでしょう。
以前、私が日本でお話させていただいたお客様で、オーストラリアでオパールをお求めになった方がいらっしゃいました。 その方のお話をお聞きすると、当時日本円で100万円以上のお値段が付いていたものを、半額にまけてもらって買ったとのことでした。 なにかうさんくさい気はしたのですが、なにも言わずお話を聞き、そのオパールを見せていただきました。すると案の定、それは貼り合わせのダブレットで、確かにきれいな色目で、大き目のサイズであり、枠もダイヤモンドの入った立派なものだったんですが、どう考えてもその商品と100万円以上という金額がつりあわず、加えて、実際に購入されたその半分の金額でも首をひねってしまうくらいのものだったので、そのお客様に対してどうお話すればよいものか困ってしまいました。 結局そのオパールが天然のものではない貼り合わせであることをご説明したんですが、そのときのその方のがっかりしたお姿を今でも忘れることが出来ません。 これ以上、この方と同じような悲しい思いをする方が出ないよう、よく確かめてお求めいただくよう私からもお願いします。

 

ポイント 3        保証書について

こちらにあるお店でよく「当店は国際保証書をお付けします」とか、「〜年間の保証期間を設けています」なんてうたい文句にしているところがあります。 このうたい文句に惑わされないようにしてください。 もちろん大切なオパールをお求めになるのですから、保証はとても大事です。 しかし、国際保証書というのはいったいナンなのか考えて みることも大切です。 宝石には、@鑑別書、A鑑定書、そしてB保証書といった書類が付いてくることがあります。 @の鑑別書は、宝石の品質を判断するためのものではなく、宝石(鉱物)の種類が記載されているだけで、その品質を保証しているものではありません。 Aの鑑定書はダイヤモンドについてのみ適用され、そのダイヤモンドのいわゆる4つのC (Color, Clarity, Cut, Carat)を記載してあるものです。 この4つの程度を総合判断することで、ダイヤモンドの価値が決められます。 ダイヤモンド以外の宝石には鑑定書は存在しません。 Bの保証書はその宝石に関して、保証書を発行しているお店が文字通り保証しますよという証です。 つまり、その保証するお店自体の信用がまず第一なのです。 ですから、やみくもに保証書を売っているかのごとく強調するお店は、宝石自体の良さを強調するお店と比べ首をひねらないわけにはいきません。 オパールをオーストラリアでお求めになる際、そのお店の保証内容を良く聞き、何か不具合のあった場合の対処の仕方を充分に確認する ことが大切です。 国際保証書と銘打った紙切れ一枚に惑わされないよう注意してください。

以上、思いつくままいくつかポイントをお話してみました。 日本国内にしろオーストラリアにしろ、宝石をお求めになる時に一番大切なのはそのお店、その販売員さんを信頼できるかということです。 まずそのお店のことや、宝石に関することをどんどん質問してみることが大事でしょう。 その上で、ご自分だけのオパールとの出会いを楽しんでいただきたいと思います。   

そして最後にもうひとつとっておきの(そしてひょっとしたらいちばん損をしない方法かもしれません)『オーストラリアで、絶対に損をしないオパールの選び方』をお知りになりたい方、お知らせください。 (ここではちょっと公には出来ませんので。)


実際にオパールをじっくり見たいという方はこちらへ。

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